3密回避ドライブ その2 ~埼玉唯一の国宝建造物「妻沼聖天山」~
熊谷と言えば夏の猛暑しか知らなかった。
埼玉県熊谷市にある妻沼聖天山は「めぬましょうでんざん」と読みます。埼玉日光とも呼ばれています。11月の天気の良い日曜日にドライブしてきました。
お昼頃に熊谷に着いたので、お寺に行く前にお昼ごはんということで、うなぎ屋「大正亭」へ。国道17号を熊谷警察署の方から熊谷駅方面に走っているとありましたお店が。しかし、駐車場が厳しい!!お店の前に2台分のスペースがありますが、ハリアーでギリギリ。
お店に入ると、造りは古いけど綺麗で良い感じ。生簀があって、うなぎが籠の中で泳いでます。
うな丼とうな重があるけど違いは??と思っていたら、うな丼はご飯の上に鰻の蒲焼が乗っているもの。うな重はご飯と鰻の蒲焼が別々に器で提供されるものだそう。
私が注文したのはうな丼肝吸い付。3,025円。ふわふわでちょうど良い味付け。おいしー!熊谷って鰻も有名らしいです。
さあ腹ごしらえも済みいざ出発なんですが、お店の前の道が細いのなんの。駐車場から出すのも一苦労。くれぐれもアメ車では来ないように。
「妻沼聖天山」は貴惣門も必見。紅葉は11月下旬が見ごろか。
「妻沼聖天山」に到着。駐車場から向かうと、参道途中の中門の横に出るので、まずは一番目の門「貴惣門(きそうもん)」の方へ周ります。
この貴惣門も国の重要文化財。3つの屋根が重なったような独特の形。この門を過ぎた参道には黄色や赤に色づいた木々が見えてきます。紅葉の見ごろはもう少し後かも。11月下旬ごろかもしれません。
そして中門、仁王門を抜けて、国宝の本殿へ。行った日はちょうど菊花大会を開催していて、境内が菊で彩られていました。
本殿を参拝し、本殿の左奥側にある入場口で拝観料700円を支払い、奥殿の見学へ。
ここが「妻沼聖天山」参拝のメインイベントです!
ガイドさん曰く、ここを見ずに本殿正面だけ見て帰ってしまう人も多いそうです。この奥殿の彫刻や装飾が、埼玉日光と呼ばれる理由なのです。
日光東照宮の陽明門や廻廊の装飾に似ていますよね。すごい緻密さです。し・か・も東照宮とは違い空いてます。ゆっくり何度も好きな場所を見られます。
ボランティアのガイドさんが装飾を指しながら何を意味しているのか解説してくれるので、絶対に聞いた方がいいですよ。
滞在時間は約1時間半。近くには食事処もあるので、この界隈でゆっくりできます。紅葉や花見の見ごろ、初詣の時期は混雑しますが、通常の日曜日であれば3密も回避できて最高の場所です。
3密回避ドライブ その1 ~日本最大級の道教のお宮「聖天宮」へ~
元EXILEのATSUSHIが歌う「我願意」のMVの舞台となった
埼玉県の坂戸市に台湾道教の聖天宮というお宮があります。日本最大級です。
なんでこんな所に!というのが最初の感想。圏央道の坂戸インターを降りてから田畑を抜け、住宅地を抜け、コンビニ一軒無い道を通って聖天宮へ到着。
駐車場はすんごく広い。年末年始など特別な時期でなければ余裕で入れます。空いてます。しかしだからといって、このお宮をナメてはいけません。
このお宮の創設者である台湾の康國典大法師は、道教の神様「三清道祖」よりお告げを受け、わざわざこの埼玉県の坂戸まで台湾の宮大工を連れてきて、この聖天宮を建立したのです。
天門から前殿、本殿に至るまでぎっしりと彫刻に埋め尽くされています。一つの石から削り出された彫刻柱は必見です。組木で造られた天井など芸術品のようです。
こんな独特の景観を持つ聖天宮。元EXILEのATSUSHIさんも中国語で歌った「我願意」というミュージックビデオの舞台に選んでいます。
The largest Taoist temple in Japan [ Seitenkyu - Sheng Tian Gong ] 埼玉県坂戸市に出現日本最大道教のお宮「聖天宮」
ちょっと暗めのトーンで分かりづらいですが、中庭で歌っていますね。
このビデオには台湾の女優リン・チーリンさんも出演していて、台湾とのつながりを見ることができます。
本殿では説明員の方が聖天宮の成り立ち、参拝の方法などを教えてくれます。
まずは、日本のものとは違う長い線香3本に火をつけてもらいます。線香代は500円。それを持って道教の神様「三清道祖」様に向かってひざまずき、心の中で住所氏名を言って自己紹介し、お願いごとを念じます。そして線香を香炉に差し、元の場所でもう一度ひざまずき、12回お辞儀をします。
ここに行ったら是非道教式お線香を上げてみましょう。
また今ではコスプレ撮影の舞台としても人気のようで、私が訪れた時もコスプレ撮影隊がいましたよ。
日曜日でも空いているので3密を回避することができ、また日本にいながら台湾を感じることもできるとても良い場所です。
EPSONの写真スキャナーで大量のプリント写真をデータ保存する
昔の旅行写真や記念写真をデータに
新型コロナウイルス自粛期間中より始めていた昔の写真の整理。やっと全てのデータ化が終了しました。
プリント写真データ化のために使用したのは、EPSONの写真スキャナーFF-680Wです。写真スキャンに特化しているため、1枚のスキャン時間が短く、まとめてセットできたりして手間も少なく非常に便利。
問題は一つ。値段が一般的なスキャナーよりも高いこと。価格コム調べでは約54,000円。簡単に買える値段ではありません。そもそも、、、写真スキャナーは今後ずっと使う物ではない。プリント写真を一度データ化してしまえばもう使わないだろう。
ということで、FF-680Wを買わずにレンタルすることにしたのです。Rentioという家電のレンタルサービスを利用すると3泊4日で7,980円(税込)。
3泊4日の間に5,000枚近くのプリント写真をスキャンしないといけないので、まずは注文前に準備として家族の写真を人物ごと、年代ごとに整理。これが結構時間かかりました。家に籠りっきりのコロナ自粛期間でもなければできなかったなぁ。
写真の整理が終わったところで、RentioでFF-680Wを発注。送料も全て込みなので分かりやすかったです。
こんな感じで届きます。返却時も同じ箱に詰めて送ればOK。
スキャナー自体は小型なので作業場所にも困りません。あとは、ただひたすら写真をまとめてセットしてスキャンするのみ。スキャンするガラス面をこまめに拭く必要がありましたが、これ以外は特にやること無し。
5,000枚ほどの写真も3日でデータ化することができました。元の箱に入れて同封の着払い伝票で発送して全て完了。箱を閉じるテープまで入っていました。
気になるスキャンデータの画質ですが、まずは下記サンプルを。スキャン時に専用ソフトで色合いを鮮やかに処理する設定で行いました。
33年前の香港旅行の一枚。
21年前のフランス旅行の一枚。
19年前のハンガリー旅行の一枚。
まぁ、今のデジカメ画像と比べてはいけませんよね。当時の思い出がよみがえればいい、ぐらいの気持ちで。
大事なのは、今まで押入れの奥深くに眠っていただけの昔の写真を、グーグルフォト等で家族や友人と共有し、スマホでいつでも気軽に振り替えることができる、ということですからね。
またこの写真スキャンの良いところは、目の前にある写真をすぐにデータ化できるということです。ネガフィルムを探さなくてもいいのが便利。
3枚目のハンガリー旅行には当時流行していたAPSカメラを持って行ったのですが、このAPSフィルムはカートリッジ式で、現像後もネガフィルムで保存されていないので、フィルムスキャンができないのです。こんなAPS写真でも関係なくデータ化できます。
あとは修学旅行や成人式などの集合写真。これらもプリント写真でしか残っておらず、サイズもバラバラでしたが、簡単にデータ化できました。
もちろん業者に依頼するより格段に安く済みます。個人的には画質にも満足しています。手軽にできる写真スキャンはデータ保存にはおススメ、そしてスキャナーは絶対レンタルがおススメです。