TRAVEL AND ART

旅行と美術鑑賞のことばっかり考えてるブログです。

六本木の「至上の印象派展」夜間は混雑していませんでした。

金曜日の午後6時からがおススメ

東京・六本木の国立新美術館で2018年2月14日(水)から 5月7日(月)まで開催中の「至上の印象派展 ビュールレ・コレクション」を見てきました。

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印象派の人気はメチャクチャ高く、混雑必至と思われたので、少しでも混雑を避けるため金曜日の夜間延長の時間帯に行ってきました。金曜日と土曜日は午後8時まで開館しているのです。上の写真、午後6時の時点でチケット売り場に人は無し。ほとんどの人は前売り券を持っているようでした。

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会場入り口また会場内にも全く混雑は無く、ゆっくりと見て回ることができました。結構間隔を広くとって作品が展示されているので、この先混雑してきても絵の目の前でギュウギュウになることはなさそうに思いましたね。

メインの《可愛いイレーヌ》も間近でじっくりと見られました。

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2月28日まで、来場者全員に上の特製ポストカードがプレゼントされます。

全体の展示作品数は64点と多くはありませんが、ルノワールからゴッホ、ピカソまで様々なタイプの作品を一堂に見ることができたので、お腹いっぱいな感じになります。

最後の展示室には、モネの《睡蓮の池、緑の反映》が一枚だけドーンと展示されており、写真撮影が可能になっています。

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白い壁と白い天井に囲まれており、パリのオランジュリー美術館にある睡蓮の部屋のようでした。皆さん絵の写真撮影をしているので、近くまで見に行きづらい感じではありましたが。。

じっくり会場内を2周して、所要時間は約1時間半でした。ミュージアムショップのグッズは種類豊富。ロートレックが描いた絵のTシャツ(3200円)がカッコよかったんですが、もうTシャツ買い過ぎの状態なので、今回はガマン。

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印象派の花柄タイツ(3800円)とかビュールレ氏の似顔絵入りモンベルのサーモマグ(2000円)とかあったけど、、売れるのだろうか。。

美術展鑑賞後はポール・ボキューズで食事をしたい(願望)

国立新美術館には、フランス料理の巨匠ポール・ボキューズのお店が入っています。高級フレンチではなく、カジュアルな感じのお店です。

www.hiramatsurestaurant.jp

至上の印象派展会期中は「至上の印象派展 ビュールレ・コレクション 特別コース」が提供されていいて、展示作品にちなんだお料理を食べられるんです。六本木ってオシャレなことやりますね。

しかも国立新美術館で会期中の企画展・公募展の半券を提示すれば、ディナーに限り飲食代が10%オフになるんです!10%は大きいでしょ。

レストランだけの利用も可能なので、今度行ってみようかなぁ、一人で。半券はしばらく財布の中に入れておこう。いつでも行けるように。

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上野の「ブリューゲル展」が少々混雑って、ちょっと意外!

ブリューゲルが意外と人気あるようです。

東京・上野の東京都美術館で、2018年1月23日(火)~4月1日(日)まで開催中の、ブリューゲル展に行ってきました。

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現在のベルギーを代表する画家一族であるブリューゲル。偉大な画家ではあるけれでも、やはりダ・ヴィンチやゴッホほどの人気ではないだろうと勝手な予想をして、今回の展覧会もまだガラガラだろうと思っていました。

土曜日の午後1時半頃に着くと、チケット売り場は混雑していませんでしたが、会場内は結構な人の入り。最初の展示室は、少し列ができるほどでした。その後進むにつれてバラけてきて鑑賞しやすくなりましたが、いや~意外とブリューゲルって人気あるんですね。

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ブリューゲル一家の描く絵は小さいサイズが多く、コピー用紙のA4サイズとか小さいものだと絵葉書ぐらいのものもあるので、絵に近づいてじーっと見ないといけないので大変です。ここでもやはり単眼鏡が威力を発揮します。

肉眼では豆粒ぐらいの人物像でも、よく見ると活き活きとした動きが描かれているので、ぜひ単眼鏡を使うことをおススメします。

travelart.hatenablog.com

今回のブリューゲル展は、画家一族であるブリューゲル家の親からひ孫まで入り混じって展示されています。しかも同じ名前で1世とか2世とかいうので、見ていて混乱してくるんですね。しかしそこは主催者もよく考えたもので、作品名と一緒に親子関係をわかりやすく表示しています。

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これは子と孫による共作ということです。

会場内は、1月23日(火)から2月18日(日)まで、写真撮影のできる部屋があります。実物をしっかり見てから記念に写真を撮って、家族やお友達に見せてあげたいですね。

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今回も音声ガイドを借りてみました。声優の石田彰さんによるナビゲートはもちろん良かったですが、作品にも描かれている楽器リュートで演奏したBGMなども収録されていて、それを聞きながら鑑賞するのも楽しかったです。

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単眼鏡を使ってじっくり鑑賞して、所要時間は約2時間でした。ミュージアムショップでは、クリアファイルや絵葉書などに加え、デルフト焼きの絵皿(約11,000円)、ベルギービール(約600円)、ビアグラス(約700円)など、フラドル地方のお土産もありました。花の絵の描かれたクッキー缶は、食べ終わったら小物入れにでもできそうないいデザインです。

www.ntv.co.jp

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東京国立博物館では「アラビアの道」が開催中

同じく上野の東京国立博物館では「アラビアの道 サウジアラビア王国の至宝」が開催中です。

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サウジアラビアは、最近になって観光ビザを発給することを決めたような国で、なかなか訪れることは難しい国なんですね。

したがって、サウジアラビア国立博物館を見学したいと思っても、現状ではまず不可能。そんな国のお宝が揃って日本で見られるのです。

これはチャンス!ということで行ってきました。

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いろいろな展示品がありましたが、どれも制作された時代がすごいです。今から5000年前とか、もうよくわかりません。アラビア世界は桁が違いますね。「何千年も前によくこんな物が作れたなぁ」なんて思ったりしましたが、じつは古代の人の方が技術力が高かったりするのかもしれません。

なかなか面白い展覧会でした。

www.tnm.jp

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サルバトール・ムンディはルーブルアブダビで展示か!?

さすがのルーブル美術館

11月にオークションで、500億円以上という破格の値段で落札された、レオナルド・ダ・ヴィンチの「サルバトール・ムンディ」という作品。

誰が落札したのかは分かっていませんでしたが、アラブ首長国連邦のアブダビにある、開館したばかりのルーブルアブダビにやってくることがわかりました。

アブダビはパリの別館みたいな感じですが、さすがルーブル美術館が本気出すとこうなるわけですね。いやアラブの大富豪が本気を出したのか。パリにはモナリザ、アブダビにはサルバトール・ムンディ。お客は集まりますよね~。

また、同じくダ・ヴィンチの「ミラノの貴婦人の肖像(La Belle Ferronniere)」もパリから貸し出されるらしいので、並んで展示されるんでしょうかね。

La belle ferronnière,Leonardo da Vinci - Louvre

いつから公開なんだろ?公開する前にやっぱり時間をかけて、場所を整備したりするんだろうな。パリのモナリザみたいに専用室を作るのかなぁ。大混雑必至だろうな~。

あ~アブダビなんて(失礼)旅行の予定に入ってなかったのに、急に行きたくなったわ~!絶対にサルバトール・ムンディ見たいもんな~。

ルーブルアブダビの他にも、面白そうな自動車博物館がありますね。これと合わせて観光に行っちゃおうと考えております。

:: Enam Hamadart Collection ::

 

BS朝日で特別番組が放送!

ルーブル・アブダビで日本初となる本格取材を行った様子が、3月29日の「最後のダ・ヴィンチ作品『サルバトール・ムンディ』世紀の大発見!! 甦った救世主キリストの謎」(BS朝日)で放送されます。

www.bs-asahi.co.jp

travelart.hatenablog.com

 

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