TRAVEL AND ART

旅行と美術鑑賞のことばっかり考えてるブログです。

3密回避ドライブ その3 ~袋田の滝から10分「もみじ寺 永源寺」~

袋田の滝に行ったら是非ここまで足を延ばそう

紅葉見ごろの袋田の滝を鑑賞後、車で約10分ほどの距離にある永源寺に行きました。もみじ寺とも呼ばれるこのお寺は、参道がもみじの赤と黄で覆われています。

f:id:travelart:20201121190346j:plain

駐車場は大子町役場の横に特設されており、11時半頃でもすぐに入れました。この駐車場は久慈川支流の押川沿いにあり、この押川散歩道を通って永源寺に行けます。JR常陸大子駅からも歩いてすぐ。

f:id:travelart:20201121190308j:plain

歩いて10分ちょっとで到着。真っ赤なもみじが迎えてくれます。人はそこそこいましたが、密というほどではありません。皆さん写真を撮りながらゆっくりと鑑賞していました。

 

境内も赤と黄色で彩られていて写真の撮りがいがありますが、あくまでもお寺。あまり騒がずきちんと本堂をお参りしましょう。


袋田の滝から車で10分の場所にある「もみじ寺 永源寺」

 

本堂へ向かう道と本堂から戻る道は一方通行のようになっているので、人の流れがスムーズです。天気の良い日は本当に良い散歩コースです。押川の水の流れる音と鳥のさえずりを聞きながら、駐車場へ戻りました。 

道の駅奥久慈だいごは大混雑

近くにちょうどよい食事処が少ないため、この道の駅のレストランは激混みです。食券を買って席に着くまで30分、料理が出て来るまで40分。奥久慈しゃもの親子丼は美味しかったですが、1時間半もかけて食べるほどではないなと。

michinoeki-daigo.com

また、この道の駅奥久慈だいごから高速の那珂インター方面へ向かう道は午後3時前の段階で、袋田の滝からの帰りの渋滞が始まっています。

 

なので、昼食は早めに済ますなどしてできるだけ早めの行動が重要です。

 

 

袋田の滝紅葉時期は朝8時から営業。混雑は無いが意外な落とし穴が。

駐車場は空いている。観瀑台も空いている!

袋田の滝の紅葉が見ごろとなった11月15日の日曜日に行ってきました。当日は快晴。多くの人が訪れると予想できたので、混雑を避けるため朝7時過ぎに現地に到着。

 

この時間なら道も駐車場も混雑は無し。ですがお店併設の有料駐車場もまだ開いていない所が多いです。

f:id:travelart:20201116133306j:plain

駐車場の営業状況はというと、朝7時20分頃の段階で、依田屋はオープン、滝本屋本店はクローズ、その他の店もクローズ、滝味の宿豊年万作はオープン、滝の駐車場根本はオープンといった感じ。無料駐車場はもちろんオープンしています。

 

私たちは係員がきちんと車を誘導している「滝味の宿豊年万作」の駐車場を利用しました。一日500円。滝からも飲食店からも近いし、500円ならいいかと。ここで係員のオジサンに滝の営業時間を聞くと、なんと「もう開いてるよ。」ですと。

 

まだ7時半前なのですが。どういうことかというと、滝を下から見る第1観瀑台までの通路はオープンしていて、第2観瀑台へ行くエレベーターが8時に営業を始めるとのこと。しかも営業時間外は入場無料。ズルして入場したわけではなく、きちんと確認して行きましたので、とりあえず問題は無いはず。

 

まずは第1観瀑台でゆっくり写真撮影などして、8時にはエレベーターが動き出し早朝入場組は第2観瀑台へGO。しかしここで意外な落とし穴が!11月中旬の朝8時、第2観瀑台からの滝の景色はなんと、まさかの、

f:id:travelart:20201116133420j:plain

 

逆光!!!なんも見えない、マジで。紅葉どこソレ?

 

おいおい、誰もこんなこと言ってなかったぞ。混雑を避けるためには朝早めに行きましょうってみんな言ってたぞ。せっかく頑張って朝早く来たら真っ白!

 

これで帰れるワケがない。待ちましたよ。太陽が昇るまで。やっと紅葉の色が見えるようになったのは10時頃。2時間近くも待機しました。


紅葉見ごろ人の少ない早朝の「袋田の滝」

これでもまだ早いかな。太陽の光が全体に当たる時間だと、もっと紅葉も綺麗に見えると思います。特に右の部分。

 

混雑していない時間とはいえ、景色が見えなければ意味が無いですよね。なかなか狙いどころが難しい。紅葉見ごろの袋田の滝を訪れる際のポイントは以下の通り。

 

  1. 朝はメチャクチャ寒いので要防寒着
  2. 駐車場には8時半頃に到着、早すぎてもダメ(一番奥の依田屋と滝本屋本店は入場口に近いが、吊り橋を渡った後の山道コースの出口となるので、人が多いときは車の出し入れに注意が必要。)
  3. 袋田の滝には9時頃に入場(見たところそんなに混んではいませんでした)
  4. 第2観瀑台へは10時頃に入場するのがちょうど良い(エレベーターが少し混み始めますが仕方ありません)
  5. 実は曇りの日の方が良いかも。なんだったら雨の日でも良いかも。(今回は滝の水量が少なく、滝としてはちょっとショボかったです)

 

こんな感じです。次は滝の水が凍る冬の観賞かな。

 

 

3密回避ドライブ その2 ~埼玉唯一の国宝建造物「妻沼聖天山」~

熊谷と言えば夏の猛暑しか知らなかった。

埼玉県熊谷市にある妻沼聖天山は「めぬましょうでんざん」と読みます。埼玉日光とも呼ばれています。11月の天気の良い日曜日にドライブしてきました。

f:id:travelart:20201109235058j:plain

 

お昼頃に熊谷に着いたので、お寺に行く前にお昼ごはんということで、うなぎ屋「大正亭」へ。国道17号を熊谷警察署の方から熊谷駅方面に走っているとありましたお店が。しかし、駐車場が厳しい!!お店の前に2台分のスペースがありますが、ハリアーでギリギリ。

f:id:travelart:20201109235129j:plain

お店に入ると、造りは古いけど綺麗で良い感じ。生簀があって、うなぎが籠の中で泳いでます。

f:id:travelart:20201109235230j:plain

うな丼とうな重があるけど違いは??と思っていたら、うな丼はご飯の上に鰻の蒲焼が乗っているもの。うな重はご飯と鰻の蒲焼が別々に器で提供されるものだそう。

 

私が注文したのはうな丼肝吸い付。3,025円。ふわふわでちょうど良い味付け。おいしー!熊谷って鰻も有名らしいです。

f:id:travelart:20201109235307j:plain

さあ腹ごしらえも済みいざ出発なんですが、お店の前の道が細いのなんの。駐車場から出すのも一苦労。くれぐれもアメ車では来ないように。

 

妻沼聖天山」は貴惣門も必見。紅葉は11月下旬が見ごろか。

妻沼聖天山」に到着。駐車場から向かうと、参道途中の中門の横に出るので、まずは一番目の門「貴惣門(きそうもん)」の方へ周ります。


埼玉日光「妻沼聖天山」の国宝建築

 

この貴惣門も国の重要文化財。3つの屋根が重なったような独特の形。この門を過ぎた参道には黄色や赤に色づいた木々が見えてきます。紅葉の見ごろはもう少し後かも。11月下旬ごろかもしれません。

 

そして中門、仁王門を抜けて、国宝の本殿へ。行った日はちょうど菊花大会を開催していて、境内が菊で彩られていました。

 

本殿を参拝し、本殿の左奥側にある入場口で拝観料700円を支払い、奥殿の見学へ。

f:id:travelart:20201109235447j:plain

 

ここが「妻沼聖天山」参拝のメインイベントです!

 

ガイドさん曰く、ここを見ずに本殿正面だけ見て帰ってしまう人も多いそうです。この奥殿の彫刻や装飾が、埼玉日光と呼ばれる理由なのです。

 

日光東照宮の陽明門や廻廊の装飾に似ていますよね。すごい緻密さです。し・か・も東照宮とは違い空いてます。ゆっくり何度も好きな場所を見られます。

 

ボランティアのガイドさんが装飾を指しながら何を意味しているのか解説してくれるので、絶対に聞いた方がいいですよ。

f:id:travelart:20201109235622j:plain

 

滞在時間は約1時間半。近くには食事処もあるので、この界隈でゆっくりできます。紅葉や花見の見ごろ、初詣の時期は混雑しますが、通常の日曜日であれば3密も回避できて最高の場所です。