キューバ旅行に必要なツーリストカード簡単に取得できました!|キューバ一人旅その1
今年の夏休みはキューバ!
ずっと行きたいと思っていたキューバ。私が長期で休みを取れるのは、夏休みと年末年始のみ。例年その時期は航空券の価格が20万円近くして、ちょっと高いな~と二の足を踏んでいたのですが、航空券検索サイトのスカイスキャナーを眺めていたら、今年は意外と安いのが見つかりました。
成田発カナダトロント経由ハバナ行きのエアカナダ、7月中旬の日程で125,240円。これなら行ける!と思い、即決。今年の夏休みは1週間のキューバ旅行に行くことになりました。
ちなみにメキシコ経由でもキューバには行けて、メキシコの航空会社アエロメヒコはエアカナダよりも安いのですが、評判がちょっと、、ということで私はエアカナダを選びました。
そんなことで、まずキューバ旅行に際して必要なツーリストカードという書類を取らないといけません。ビザみたいなものですね。お金払って申請すればすぐもらえるものと思っていましたが、よく調べてみると、これがなかなか曲者らしい。
ネット上ではこんなことが言われていました。
申請に必要な書類がコロコロ変わる。キューバ大使館領事部の受付時間もコロコロ変わる。申請料金支払い時のお釣りが出ない。ツーリストカードの在庫が切れて発給できない場合がある。時期によっては申請が殺到して発給に時間がかかる。問い合わせの電話に出てくれない。領事部の受付担当者が怖い、などなど。
なんか緊張、、。
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キューバのツーリストカードを簡単に取得する方法
申請窓口で文句を言われないよう、私は下記を完璧に準備していきました。
- 申請用紙をキューバ大使館領事部ウェブサイトよりダウンロードし、プリントして必要事項を記入。(ページ左のFormsのVisa application formから記入フォームを表示)
- 貼付け用の5㎝×5㎝の顔写真を準備。(デジカメ画像を加工して家庭用プリンターで印刷したもので大丈夫でした。)
- パスポートの顔写真のページのコピーを取る。(申請時はパスポート本体も必要。)
- 往復の航空券の予約確認書をプリント。(購入後メールで送られてきた日程表で大丈夫でした。)
- 宿泊先の情報をプリント。(Casa particularカサパルティクラルという認可制民泊の名前と住所の入った書類で大丈夫でした。)
- 書類をまとめてホチキス止め。(これも指示されています。)
- 申請費用2,100円ピッタリ用意。(他人の代理申請と郵送申請の場合は5,600円)
※申請書は下記のようにパソコンで打ち込んで印刷できます。内容はダミーです。
私がキューバ大使館領事部を訪れたのは、月曜日の午前9時45分頃。すでに先客が2人いました。書類を提出しようと窓口に行くと、そこでは全く怖くない、品の良さそうな女性が応対してくれました。職業欄の下の空欄に勤務先と電話番号を書くよう指示されましたが、他は特に問題なし。
その後、フィリピン人観光客の家族連れが申請に来たり、問い合わせの電話がかかってきたり、その女性が一人で応対していたので大変そうでしたが、私が申請してから約20分でツーリストカードをもらうことができました。
窓口の横には、記入用の申請用紙が置いてあり、そこで書くこともできます。文房具は一通り置いてありましたが、場所が狭く、ボールペンのインクも出が悪かったりするので、事前に書類一式準備して行ったほうがいいと思います。
申請書類の変更のお知らせが建物の入り口に貼ってありました。ここで知らされても、、。やはり事前にしっかりと調べ、準備しておくことが重要です。
私が提出した宿泊先の書類。今回私はJakeraというスペイン語レッスンプログラムに申込み、宿も一緒に手配してもらいました。
午前10時を過ぎた辺りから領事部に来る人が増えてきましたので、できるだけ10時前に行ったほうがいいと思います。また申請の時期ですが、ゴールデンウィークや年末年始の直前は申請が殺到するようなので、それらの時期を避けるとスムーズに取得できるようです。ツーリストカードに使用期限は無いので、早めに取得しておいてもいいですね。
また事務所内には利用者のためのトイレは無さそうでしたので、地下鉄の最寄りの赤羽橋駅で済ませるか、領事部の入る建物向かいの飯倉公園の公衆トイレを利用することになるかと思います。
さぁこれでツーリストカードはOK!その他の準備も進めながら、キューバ一人旅ブログも開始です~。
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上野の「バベルの塔」展、混雑を避けるなら雨の日がおススメ
雨の土曜日、混雑は無し!
2017年4月18日から7月2日までの間、東京・上野で開催中の「バベルの塔」展。5月13日の土曜日に行ってきました。
結構混雑しているという話を聞いていたので、朝イチを狙っていきました。当日は朝から雨。開館の9時半前に美術館に着きましたが、待ち列などは無し。
入場口の前に少し列ができていましたが、会場が開くと同時に流れ始めました。入場口横には、「AKIRA」などで世界的に知られる漫画家の大友克洋氏が描いた「INSIDE BABEL」という作品も展示されています。
バベルの塔の内側を想像して描いたものです。近くで見ると細部まですっごくよくできてますので、こちらもお見逃しなく。
そして会場内。バベルの塔は最後の部屋での展示です。混雑する美術展ではお約束の、最初の方の展示は後回し作戦です。まず先に2階の最後の部屋に向かいました。
9時40分頃で、バベルの塔の作品の前には10名弱。柵で区切られた内側の一番近い所は、立ち止まって見ることはできませんが、3mぐらい離れた場所ならじっくり思う存分鑑賞することができました。
しかし、このバベルの塔という作品は、人物や物がものすごく細かく描写されているので、ちょっと離れると細かい部分が全く見えません。なので、周りには単眼鏡や双眼鏡を持っている人を多く見かけました。
単眼鏡持参がおススメですが、実は持っていなくても大丈夫。この絵を300%拡大した複製画も同じ部屋に展示されているのです。これを見れば細かい部分までよく分かります。
東京藝術大学のチームが、色彩から顔料の盛り上がり具合、表面の質感まで本物に限りなく近づけて作った複製画とのこと。単なる拡大コピーじゃございません。
私は、この複製画と本物の間を何往復もして目に焼き付けてきました。ここは11時半頃になっても、あまり混雑していませんでした。
そして最初の部屋に戻って、後回しにした作品を鑑賞。中でもヒエロニムス・ボスの2点は、こちらが主役でもいいのでは、というほどの貴重な作品。これらも、混雑無く最前列でじっくりと鑑賞できました。
やはり雨の日は人も少なくおススメです。
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「バベルの塔」展のショップのグッズが素晴らしい!!
いつも楽しみなミュージアムショップ。今回のバベルの塔展のグッズには、やられてしまいました。来場者が欲しくなりそうな物をよく分かっています!!
クリアファイルは、しっかりと「バベルの塔」を全面に、また隠れたメインとも言われているヒエロニムス・ボスの作品2種類もカバー。私たちが欲しいと思う、とてもいいデザインです。
そしてポストカードも種類豊富。飾るのにちょうどいいサイズの「バベルの塔」の大判ポストカードがいいですね。また、これよりも大きいサイズの絵やポスターなどもありました。
購入したグッズを入れてくれる袋もカッコいい。
さらにやられてしまったのがこちら。
バベルの塔をデザインしたTシャツと展覧会のマスコットにもなっているブリューゲルのモンスターTシャツ。
赤いTシャツの色は、バベルの塔の赤いレンガの色に合わせて特別に染めた色とのこと。モンスターTシャツは他にも5種類ぐらいありました。
この他にもモンスターの絵が描かれたマグカップやお皿など盛りだくさん。あまり見てるとキリがないので、この辺で手を打ちました。
東京藝大の「Study of BABEL」も見に行こう
東京都美術館から歩いて5分ほどの場所にある東京藝大。こちらでは、バベルの塔展に合わせて、立体化したバベルの塔の展示とプロジェクションマッピングを実施しています。 こちらは入場無料。
よくできてますわぁ。藝大生の技術の高さに感心。これ作るにも相当時間かかっただろうに。これも必見です。
ブリューゲルとボスの作品を鑑賞するには予習が必要
ブリューゲルやボスが描く絵には、聖書の内容や諺などが含まれていて、絵をただ見ているだけだと、何のことだか分からない場合が多いです。
会場内の作品には説明文の無いものも多いので、意味が分からず通り過ぎてしまってはもったいないです。
私は書店で公式ガイドブックとして販売されている本を読んでから行きました。これには、バベルの塔の解説から、絵が表す諺の意味、ヒエロニムス・ボスの作品の解説まで、重要なポイントが分かりやすく書いてあります。
特に諺については、予習無しで行ったら実物を前にチンプンカンプンなままだったと思います。
来年1月には、同じ上野の東京都美術館で「ブリューゲル展」も開催されます。こちらは、ブリューゲルの子供や孫など画家一家の作品も展示する展覧会のようです。この本を読んでおけば 、次のブリューゲル展にも役立ちそうですね。
映画「エルミタージュ美術館 美を守る宮殿」を見て「大エルミタージュ美術館展」を見る
日本でエルミタージュ美術館の至宝を楽しむ
2017年4月29日、「エルミタージュ美術館 美を守る宮殿」というドキュメンタリー映画が封切りとなりました。
「ロシアに行かずしてエルミタージュの至宝の数々に出会うことができる」という映画ですが、今東京では同じくエルミタージュの至宝に出会える「大エルミタージュ美術館展」も開催しています。
ということで、ゴールデンウィーク最終日の5月7日、東京・有楽町の映画館と六本木の美術館をハシゴしてきました。
まず映画は、エルミタージュ美術館の辿ってきた歴史、所蔵品に関する逸話、女帝エカテリーナ2世の非公開宝石コレクションなど、知られざるエルミタージュに迫るとても興味深い内容でした。
そして六本木の「大エルミタージュ美術館展」は、イタリアルネサンス、オランダ・フランドル絵画、スペイン宗教画やフランスバロック絵画まで、エルミタージュ美術館の至宝がギュッと詰まった感じになっています。
映画では、膨大な数の所蔵作品を守る学芸員の苦労話などもあり、それを見た後に美術展を鑑賞したので「あ~よくぞここまで集めてくれたものだ」という感動とともに、「美術館の館長と学芸員も大変だな。」という感想も持ちました。
「大エルミタージュ美術館展」は混雑なし。隣では「MARVEL(マーベル)展」も!
映画のおかげで美術展の楽しさも倍増しましたので、映画館から美術館へのハシゴはおススメです。気になっていた混雑状況ですが、ゴールデンウィーク中でも全く混雑は無し。ゆっくり見ることができて良かったのですが、「みんなもうちょっと注目してくれぃ」という寂しさも感じました。。。
美術展のミュージアムショップには、ロシアの漫画「チェブラーシカ」のぬいぐるみ4種類、チェブラーシカのミニ枕、パスホルダーをはじめ、かわいらしいグッズがたくさんあったので散財には気を付けましょう。
同じ六本木ヒルズ内の隣の会場で開催中の「MARVEL展」の方が人が多い感じでした。またこの「MARVEL展」のショップはものすごい充実ぶりで、そのまま常設のMARVELショップにしてもいいぐらい。アメコミヒーローが好きな人にはたまらない品ぞろえでした。
hottoys-store.jp日曜日の午後3時頃なら、どちらの展覧会のチケット売り場も混雑はしていませんでしたね。