TRAVEL AND ART

旅行と美術鑑賞のことばっかり考えてるブログです。

渋谷の「オットー・ネーベル展」にはオシャレな絵がたくさん

もっと知りたいオットー・ネーベル

2017年10月7日(土)から12月17日(日)まで、渋谷のBunkamura ザ・ミュージアムで開催中の「オットー・ネーベル展」を見てきました。

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まず渋谷駅からスクランブル交差点を渡って、東急百貨店の方に歩いていくわけですが、ま~人が多いこと、多いこと。お祭りでもないのに、まっすぐ歩けないって相当だぞ。ハロウィーンと年越しのタイミングでは、個人的に絶対に近づきたくない場所です、( ̄∇ ̄;)ハッハッハ。

この展覧会、あまり話題になっていないので、会場はガラガラかな?と思っていましたが、予想外に人が多かったです。混雑と言うほどではないのですが、どの作品の前にも常に人がいる感じ。

抽象絵画で有名なパウル・クレーやワシリー・カンディンスキーに影響を受けた、スイスの画家ですが、あまり知られていません。オットー・ネーベルに関する本もほとんど出ていません。展覧会のサブタイトルに「知られざるスイスの画家」とあるくらいですからね。

でもオットー・ネーベルの描く作品は、色彩豊かで見ていて楽しい。「ほう、そう描くか!」という、アイデアも楽しい。

シャガールっぽいタッチの絵もあれば、点描画もあり、独自の色使いの絵、絵の具に砂を混ぜて描いたり、色鉛筆で描いたり、本当に様々で楽しいです。

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ミュージアムショップでは複製画も販売していて、部屋に飾るとオシャレ空間が広がりそうで欲しかったのですが、いいお値段しましたので、いつの日か。。

関連本などは全然無いので、この展覧会の図録が唯一オットー・ネーベルについて知ることのできる本です。重そうだから買うのやめてしまった、、後悔。。Bunkamuraオンライン市場で買おう。

www.bunkamura.co.jp

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GPSソーラー電波腕時計を海外で使用する際の注意点

勘違いしている人も多いのでは

先日台湾に出張したときの話。

同僚が海外でも使用可能な電波腕時計を持っていたのですが、台湾到着後しばらく経っても「時刻が合わない」と言っていたのです。

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台湾時間は日本からマイナス1時間。そして翌日の昼食時、もう一人の同僚も同じような腕時計を持っていて「まだ時刻が合わない」と。

 

もしかしたら、腕時計が全自動で時刻調整すると勘違いしているのではないか?

 

イメージとしては、空港に降り立ち荷物を受け取って、外に出てタクシーに乗りホテルに着くころには、腕時計が現地の電波を受信して時刻を自動で調整するとか。

 

実は私も勘違いしていましたけどね。GPS電波ソーラー時計なんかを持って行けば、世界中どこでも何の操作をしなくても、時計が自動的にGPS電波を受信して現地時間を刻むものと。これが理想的ですが、そんな時計はまだ無いらしいです。いや、あるのか?私が知らないだけ?

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GPS電波時計にしても、現地に着いたら高層ビルなどの無い開けた場所に出て、腕時計のボタンを押してGPS電波を受信して初めて時刻調整が可能になります。空港や電車内など室内では、電波を受信するのは難しいです。

 

そのGPS電波の受信も30秒から1分ほどかかったり、受信失敗したりもするし、なかなか時刻合わせも簡単ではないのです。

 

日本、アメリカ、ドイツ、イギリス、中国から発信する標準電波を受信する際も、まずは自分がいる滞在エリアを設定し、そして初めてその地域をカバーする電波を受信するようになります。

 

上記の台湾での同僚の場合は、腕時計にワールドタイムの設定があれば、まず台湾を指す「TPE」に設定しなければならなかったのです。G-SHOCKの場合は台湾の設定だと日本の電波を受信する範囲になります。

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ここで私も勘違いしていたのは、この電波時計というものは、各国で電波を受信して、その国の時刻に自動調整する機能ではないということです。自分で滞在エリアを設定することにより、そこの時刻を表示し、受信する電波を基準にして、時計の針のズレを修正する機能なんです。

 

なので、海外にGPS電波腕時計をはめて行っても、何かしら手動で作業をして初めて、現地時刻を表示できるようになるのです。その後は現地で電波を受信して、時刻に誤差の出ないよう、修正していくということなんです。う~ん、ややこしい。

 

やっぱりGPS電波時計というと、海外でも勝手に時刻を合わせてくれると思っちゃう人いるんじゃないかな。

そんな私の時計はデジタルのG-SHOCK

上の写真の時計です。高校生とかがつけてるのと変わらない、高級感は皆無の腕時計です(笑)

 

でもね、このシンプルさが良かったのです。

 

時刻調整?到着前の飛行機内でピッピッピッと超簡単。ワールドタイムの設定はTPE(台湾)に。これで表示は1時間マイナスになりました。

 

あとは電波を受信して、時刻の誤差を修正するのですが、結局5日間ぐらいの滞在では、時刻がズレたかどうかも分からず、電波を受信したのかどうかさえ見ませんでした。

 

それでも時計としての役割は十分に果たしました。日本に帰国してからも時刻を戻すのはワンタッチ。うん、楽チン!

 

バリバリのビジネスマン向けの重厚な時計ではありませんが、「時刻を確認する」という基本は十分に満たしてくれます。

 

もう、このシンプルさが一番だなと思いました。複雑な機能とか使いこなせないし。あれっ、これがオッサンになったということなのか?

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アナログが一番安心!?

私は旅行中、目覚ましに腕時計もスマホも使いません。使うのはアナログの目覚まし時計です。

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この時計、時刻合わせが簡単なんです。時計の周りの都市名の書かれたダイヤルを滞在地のタイムゾーンに合わせてガコンガコンと回すと、短針だけが合わせて動く仕組み。かなりアナログな動きです。

 

現在時刻の「TOKYO」からダイヤルを「PARIS」に回すと、短針だけ8時間マイナスに動いて下のような表示に。

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このアナログさにより、操作に間違いがないんですね~。説明書なんて一度も読まずに使える簡単さがいいのです。

 

これは成田空港の旅行用品店で買いました。長持ちして役立つ意外なヤツです。旅行にはおススメの目覚まし時計なのですが、アマゾンで「カシオトラベルクロック」を探してみたら、今ではもう販売終了しており、都市ダイヤル付きのモデルは無くなっていました。なんでだろう?これすごく便利なのに。

 

壊れないように大事に使おう。

 

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映画「ゴッホ最期の手紙」の吹き替え版をおススメする理由

油絵にもストーリーにも引き込まれる

11月3日公開の「ゴッホ最期の手紙」を見てきました。

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洋画を見る時はいつも字幕で見るのですが、今回は吹き替え版を選びました。なぜか、、。

公開前に公式サイトで予告編を見たときに思いました。予告編は字幕版を使用していたのですが、その字幕を追いかけていると、せっかくの油絵から目が離れてしまうのです。

1秒間に12枚、全編で62450枚もの力作の油絵で構成されている映画です。「絵から1秒も目を離したくない」と思って、吹き替え版を見ようと思ったのです。

ところが、この吹き替え版はどこでも上映しているわけではないんですね。今回私は千葉県の流山まで行ってしまいましたよ。ドライブがてら。

そして映画を観終えての感想は「ストーリーが良くできてた。引き込まれた!やっぱり吹き替え版にして良かった!!」ということです。

吹き替え版だったので、動く油絵に集中して見ることができました。刻々と変わる人物の表情や、光と影の動きなども細かく表現されていて、本当に手の込んだ作品でした。

強く吹き替え版をおススメします!でも英語ペラペラで、字幕不要の方は字幕版でも大丈夫でしょう。

ゴッホについての予備知識も必要

動く油絵を見るだけでも面白いですが、ストーリーを理解するためには、ゴッホとはどんな人物だったのか。どんなことをしてきたのか。少しでも知っておくと、より楽しめると思います。

映画の中にも、ゴッホの描いた作品と同じ瞬間があったりするので、本などで作品をいろいろ見てから行くと「あっこれゴッホの絵と同じ場面だ」という箇所がいくつもあります。

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映画のパンフレットを先に買って読むだけでもいいと思いますよ。ストーリーの解説や人物相関図なども載っていて、分かりやすいです。800円。残念ながら他にグッズは売っていませんでした。

、、と思って公式サイトを見てみると、何やら笑えない人形を売っています(笑)

Change the ゴッホくんという人形、なんと、耳が取れて包帯に付け替えられるのです!なんちゅうデザインを!

Change the ゴッホくん

 

ゴッホと言えば一緒によく語られるのが、短期間ではありましたが共同生活をしていたポール・ゴーギャン。今回の映画にはほとんど登場しませんでしたが、このゴーギャンの映画も2018年1月27日に日本で公開されます。

フランスのバンサン・カッセル主演の「ゴーギャン タヒチ、楽園への旅」。

www.huffingtonpost.fr

こちらはゴーギャンがタヒチに滞在していたときのお話のようですので、ゴッホが登場することはありませんね。

この映画も見たいなぁ。

東京・上野ではゴッホ展が開催中。映画と一緒にこちらもおススメです。

travelart.hatenablog.com

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