油絵にもストーリーにも引き込まれる
11月3日公開の「ゴッホ最期の手紙」を見てきました。
洋画を見る時はいつも字幕で見るのですが、今回は吹き替え版を選びました。なぜか、、。
公開前に公式サイトで予告編を見たときに思いました。予告編は字幕版を使用していたのですが、その字幕を追いかけていると、せっかくの油絵から目が離れてしまうのです。
1秒間に12枚、全編で62450枚もの力作の油絵で構成されている映画です。「絵から1秒も目を離したくない」と思って、吹き替え版を見ようと思ったのです。
ところが、この吹き替え版はどこでも上映しているわけではないんですね。今回私は千葉県の流山まで行ってしまいましたよ。ドライブがてら。
そして映画を観終えての感想は「ストーリーが良くできてた。引き込まれた!やっぱり吹き替え版にして良かった!!」ということです。
吹き替え版だったので、動く油絵に集中して見ることができました。刻々と変わる人物の表情や、光と影の動きなども細かく表現されていて、本当に手の込んだ作品でした。
強く吹き替え版をおススメします!でも英語ペラペラで、字幕不要の方は字幕版でも大丈夫でしょう。
ゴッホについての予備知識も必要
動く油絵を見るだけでも面白いですが、ストーリーを理解するためには、ゴッホとはどんな人物だったのか。どんなことをしてきたのか。少しでも知っておくと、より楽しめると思います。
映画の中にも、ゴッホの描いた作品と同じ瞬間があったりするので、本などで作品をいろいろ見てから行くと「あっこれゴッホの絵と同じ場面だ」という箇所がいくつもあります。
映画のパンフレットを先に買って読むだけでもいいと思いますよ。ストーリーの解説や人物相関図なども載っていて、分かりやすいです。800円。残念ながら他にグッズは売っていませんでした。
、、と思って公式サイトを見てみると、何やら笑えない人形を売っています(笑)
Change the ゴッホくんという人形、なんと、耳が取れて包帯に付け替えられるのです!なんちゅうデザインを!
ゴッホと言えば一緒によく語られるのが、短期間ではありましたが共同生活をしていたポール・ゴーギャン。今回の映画にはほとんど登場しませんでしたが、このゴーギャンの映画も2018年1月27日に日本で公開されます。
フランスのバンサン・カッセル主演の「ゴーギャン タヒチ、楽園への旅」。
こちらはゴーギャンがタヒチに滞在していたときのお話のようですので、ゴッホが登場することはありませんね。
この映画も見たいなぁ。
東京・上野ではゴッホ展が開催中。映画と一緒にこちらもおススメです。
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