静嘉堂文庫美術館はバスで行くのがおすすめ
東京・世田谷の静嘉堂文庫美術館で、2017年1月21日~3月20日までの間、開催中の「超・日本刀入門~名刀でわかる・名刀で知る~」展に行ってきました。
静嘉堂文庫美術館は駅から少し離れているので、車で行こうか電車で行って二子玉川駅からバスに乗るか悩みました。今回は電車とバスを選択しましたが、結果的に良かったと思います。なぜなら、二子玉川駅周辺の道が細くて、慣れていないと車で行くのはちょっと大変だなぁと思ったからです。
パスモやスイカで支払いができます。
二子玉川駅から10分ちょっと。バスから降りてあるのは美術館の入り口の門。ここを入って、木々の生い茂る小高い山を登っていきます。
世田谷にこんな自然の山があったんですね。この道を登って美術館建物の入り口前と、最初の門の横にも駐車場はありますが、バスで行ったほうが気楽です。
刀剣鑑賞の手引きをもらえる!
私は刀剣をしっかりと鑑賞するのは今回が初めてだったのですが、そんな初心者のために入場口で展示目録と一緒に「図説・刀剣鑑賞の手引き」も配布しています。刀剣の専門用語の解説がされていて、鑑賞する際これが本当に役立ちました。
各展示品には解説が付いているのですが、そこで使われている言葉の意味が難しい。そんなとき、この手引きを読むと言葉の意味も理解できるのです。
今回は音声ガイドも借りてみました。 落語家の春風亭昇々さんによる音声で、聞いていて面白かったのと、展示59品の内、約半分の解説があったので、とても内容の濃いものでした。音声ガイドは540円です。
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「超・日本刀入門」展鑑賞には、動きやすい服装で混雑する前に行こう
どういうことかというと、この刀剣を鑑賞する際、刀身の表面の模様や刃の文様を見るため、光を反射させます。自分の視点を変えることでその光の反射の具合を変えられるのですが、そのときに中腰になったり、膝を曲げて低い位置で右左動いて鑑賞することになります。
結構膝を使って動くので、動きやすい服装と靴がオススメかなと思います。
また、刀身の表面の模様や鞘の細かい装飾を見るのには、単眼鏡があるといいと思います。
音声ガイドを聞きながら、単眼鏡を使ってじっくり見てまわって約1時間半。会場内は混雑してはいませんでしたが、皆さん光を反射させながらの鑑賞なので、絵画を見るのとは少し違った動きとなります。これで混雑してしまうと、細かい部分まで見るのは難しくなるでしょう。
ミュージアムショップには、クリアファイルや絵葉書、刀剣関連本などがありました。私は今回「静嘉堂名刀選」というパンフレットを買いました。主な展示品を解説した図録のようなものです。500円。
今回の「超・日本刀入門~名刀でわかる・名刀で知る~」展は、とても分かりやすく構成されていて、私も刀剣の見方が少し分かってきたので、より興味が沸いてきました。刀剣初心者にもオススメの美術展です。
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