まずは旅行用三脚をあれこれ触ってみた感想
ヨドバシアキバでどれだけ悩んだことか。。あそこの三脚売り場は展示種類が多くて、私のような素人が行くと余計に気持ちがブレて欲しいものが決まらないのです(笑)
あれこれイジリまくって、素人なりに感じたことをまとめてみます。
1.最初に目を付けたのは、世界一周ブログなどでも人気の高いベルボンのウルトレックシリーズ。
良いと思った点:折りたたんだときの長さが、一番小さいモデルで26.8cmでとても短い。ウルトラロックというベルボン独自の脚のロック方法で、素早い脚の伸縮が可能。
良くないと思った点:ちょっと重い。最軽量のものでも1.4㎏ある。ウルトラロックは、足を最大に伸ばすときは便利でも、途中で止めて高さを微調節するときはやり難そう。これは慣れの問題かなぁ。
2.次は隣にあったBENRO MeFOTOシリーズ。
良いと思った点:折りたたんだときの長さが39cmと短い。色展開が豊富。脚のロックはリング式なので、微調整もやり易そう。
良くないと思った点:ちょっと重くて1.3㎏。折りたたんだときの長さは短いが、幅があるため少しかさばる。耐荷重表記がちょっと甘いという指摘もネット上ではチラホラ。
3.向かいにあったマンフロットのBefree。
良いと思った点:耐荷重4㎏。デザインがかっこいい。脚のロックがレバー式なので、微調整もやりやすそう。カーボンモデルは1.1㎏と軽い。
良くないと思った点:アルミモデルは1.4㎏でちょっと重い。折りたたんだときの幅があってかさばる。カーボンモデルは軽いが値段が高い。
4.新発売のスリック エアリーシリーズ
良いと思った点:最も小さいモデルで750gと非常に軽く、そして折りたたんだときの長さも30cmと短く、幅も500mlペットボトルと同じぐらいでとてもコンパクト。脚のたたみ方がレバー式でシンプルで簡単。不器用な私でも一発でできた。
良くないと思った点:耐荷重が1.5㎏と小さく、一眼デジカメと標準レンズを乗せるには心許ない。
5.乱立する三脚の中から見つけたスリック スプリント MINI II
良いと思った点:収納時の長さが35cmと短い。そして780gと軽い。それでも耐荷重は2㎏を実現。
良くないと思った点:最伸長が1mちょっとと比較した中で最も低い。
6.ケンコーのトラベル三脚OUTING L 526
良いと思った点:旅行用三脚としては脚が太くて頑丈そう。その割には1.28kgと軽い。雲台に水準器がついている。
よくないと思った点:脚を折り畳むと40cmほどの短さになるが、太いだけに折り畳んでもかさばる。
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悩みに悩んで買った旅行用三脚は、、
スペックを追い求め過ぎるよりも、まずは気軽に持ち出せる三脚がいいだろうと考えました。三脚の高さや剛性が足りないと思うようになるまで、まずは小さくて軽いものでも使ってみようと。
ということで、買ったのはスリックのスプリント MINI IIです。
とりあえず、サーモスの1リットル水筒、ワインボトルと並べて大きさの比較。三脚の重さはワインより軽いです。
旅行で愛用しているバックパック、マウンテンハードウェアのパラディンのボトルホルダーに入れるとこんな感じです。すっぽり入っちゃいます。
このままバックパックを背負って歩いても重さの偏りなどはありません。
実際にスプリント MINI IIを立てて、最高まで伸ばしてカメラを設置するとこんな感じです。172cmの人間の胸ちょっと下辺りです。
私のカメラは「PENTAX K-30」、レンズは「smc PENTAX-DA 18-135mm」です。重さはカメラが約650g、レンズが405gなので合わせて1055g。スプリント MINI IIの耐荷重は2kgですが、実際は半分ぐらいの重さにしておいた方がいいらしいので、これでちょうどぐらいですね。
風が吹いていなければ揺れることもなく、安定していました。カメラの位置は目線より低いですが、観光地などでの記念撮影には全く問題ありません。
ただ一つ気になる点は、雲台とカメラをつなぐクイックシューのネジが弱いのか、カメラを縦位置にするとカメラの重さでネジがゆるんでしまいます。これは雲台を買い換えるしかありませんね。
このスリックのスプリント MINI IIは、私にとって旅行用三脚として十分です。これからいろいろな所に持って行って、使ってみようと思います。
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