近現代アートって難しい
2016年6月11日(土)から9月22日までの間、上野の東京都美術館で開催されている「ポンピドゥー・センター傑作展」。近現代美術の作品が展示されていますが、はっきり言って、私にはあまり理解できない作品が多いのです。
同じ上野で開催中の古代ギリシャ展で2000年以上前の大理石彫刻や金細工に感動した後に、自転車の車輪やら綱引きの綱みたいのを見せられてもなぁ、、と。
でも何かアートとしての意味があるのだろうと思い、ちょうど良さそうなこの雑誌を買って読んでみました。
ポンピドゥー・センターの学芸員が、私たちの疑問に思っていることに答えるという形で構成されています。質問の内容も実際に私が思っていることとほぼ同じなので、みんな同じ疑問を持っているんだなぁと思いました。
以前よりも少し分かってきたような気がします。でもまだまだ難しい。。便器がなぜアートなのか。。。。。。。うぅぅ。
近現代美術史で知っておくべき40人のページは、「ポンピドゥー・センター傑作展」を鑑賞するにあたり役立ちそうです。皆それぞれ個性が強く、全く方向性の違う芸術家ばかりですからね。
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上野の「ポンピドゥー・センター傑作展」の大きな混雑は無し。 しかし国立西洋美術館が混雑!
雑誌Penを読んで、実際に上野の展覧会に行ってきました。
その前に上野といえば、フランスの建築家ル・コルビュジエが設計した国立西洋美術館があります。ちょうど世界遺産への登録が決まった直後で、なんだかやたら混んでて建物に向かってカメラをかまえる人も大勢いました。私もそのうちの一人です(笑)さすが世界遺産。ピロティには人がたくさん並んでいました。
建築家でありアーティストでもあったル・コルビュジエの描いた油彩画も展示されている、今回の「ポンピドゥー・センター傑作展」。場所は、前回鬼のような混雑を記録した「若冲展」を開催していた東京都美術館ですが、今回は祝日の午後3時ごろでも入り口は空いていて平和でした。
それでも会場内はそこそこの混み具合。特に混雑しているところでは、係員の人が誘導する場面もありました。
各作品には作者と作品の説明はありますが、やはり、事前に少し予習をしておいてよかったです。あまりにも私の理解を超えてる作品が多いですから、ハハハ。美術館では専門家によるイブニングレクチャーや講演会もありますので、こういうのを聴いてみるのもいいかもしれませんね。
今回は自分でも好きになったシャガールの作品のクリアファイルとマグネット他絵葉書を買ってきました。もっといろんなものを見て、感受性豊かにならないといけないなぁと実感した美術展でした。
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