1週間の旅行に最適なタイのSIM(True Move)を使ってみました。
プリペイドSIMを日本のアマゾンで購入して持参
年末年始のタイ・クラビの旅行では、7日間データ通信無制限というTRUE MOVE プリペイドSIMを、日本のアマゾンで購入して行きました。値段は1,280円。現地タイで買うと299バーツ(1バーツ約3.3円)、日本円で980円ちょっとです。300円ぐらいの違いなら、現地で探す手間も省けるので日本で買っていった方が気分的に楽ですね。夜中にバンコクに着いても安心です。
アマゾンで買うと、開通の説明書とともにこのような簡易パッケージで送られてきます。nanoSIMとmicroSIMのアダプター入りです。
2015年からタイの法改正により、パスポート情報の登録が必須になったようです。しかし2016年7月1日より、アマゾンで販売しているTOURIST INTER SIMという販売会社の法人名義で登録出来るようになったそうで、私はそこから購入後パスポート情報は提出していません。
100バーツ分(タイ国内への発信約100分、もしくは日本の携帯への国際発信約20分)も含まれるので、1週間程度の滞在であれば十分かと思います。
True Moveの開通作業はとても簡単。SIMフリーのスマホにSIMカードを入れて、説明書通りに設定をするだけ。バンコクの空港ですぐにインターネットにつながりました。
クラビ滞在中、人里離れたビーチの端の方でも電波は問題なく届いて、LINE、Facebook、Gmail、Googlemapなども完璧に利用でき、画像や動画も送ったりできました。このSIMは7日間の通信量が1.5GBを超えると通信制限がかかりますが、私は5日間の滞在で、動画は見ませんでしたがそれ以外普通に使って1.5GBなんて全然超えませんでした。
フリーwi-fiもあるけど、やっぱり現地SIMが便利
クラビでは、宿やレストラン、バーなど多くの場所でフリーwi-fiを利用できますが、その都度wi-fiを探してパスワードを入れたりするのが面倒なので、私はこのTrue Move SIMを使いました。どこでも気軽にスマホで通信できとても便利でしたね。
例えば、街のお土産屋さんから日本にいる家族に「こんなのあるけどどう?」と、LINEで下の写真を送って好みを確認したりもできたのです。LINEの音声通話もクリアでした。
いや~便利な世の中になったものですねぇ。つい10年ちょっと前までは、わざわざ国際電話かけて、お土産の希望なんて聞いてられませんでしたからね。
地図を見るだけならオフラインでも使えるアプリがあったりするので、現地SIMは無くてもそんなに困ることはないと思いますが、あれば何かと便利だなぁと思います。
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上野の春日大社展、大混雑の中でも国宝を堪能できました。
注目の国宝の刀剣一振、甲冑四領が揃って展示
上野の東京国立博物館で開催中の春日大社展。見てきました注目の国宝5点。
2月18日の土曜日、開館の9時半少し前に着いたところ、入場口前にはすでに5~600人ほどの列ができていました。会場内の混雑緩和のため少し入場規制をしていましたが、9時45分には入場できました。
ロッカーはたくさん空いていたので、私は上着とカバンを預け身軽にして鑑賞に挑みました。また今回は、市川猿之助さんによる音声ガイドを借りてみました。展示品についている解説よりも詳しいお話が聞けるので、これはオススメです。520円。
会場内は、かなり混雑していました。特に最初の第1章には絵、第2章には注目の「金地螺鈿毛抜形太刀」を含め国宝が30点以上も並んでいるので、人の進みが遅いです。列になって鑑賞する必要は無いのですが、やはり皆さん並んで見ているので、なかなか自由に動けません。
なので、私は最初の方の展示室は飛ばして、先にお目当ての甲冑四領が展示されている第4章の部屋へ進みました。こちらはまだ人も少なく、それぞれの展示ケースに10名ほどしかいなかったので、ゆっくりと前後左右鑑賞できました。まわりには単眼鏡を持っている人がたくさんいましたね。ここも必須です。
10時半ごろには、この甲冑の部屋も人が増え始め、展示品のまわりを人が3重ぐらいに囲むようになってきました。そこで私は最初の展示室まで戻りましたが、入り口付近はさらに混雑していました。アメ横みたいな感じで、真っ直ぐ歩くこともできませんでした。
特に絵巻は無理です。長い行列がずーっと連なっているので、並びたくない場合はすきまからちょっと見るだけになります。自分の見たいものを絞って見たほうがいいでしょう。
今回は単眼鏡を使ってじっくり見て回って2時間半。ミュージアムショップには、式年造替日本酒500円、ダンボール製甲冑約3,000円、写経筆3,000円、奈良のお土産のお菓子などなど面白い商品がたくさんありました。Wクリアファイルの表裏4面が、国宝甲冑四領でとてもカッコ良かったので、同じ物を2つ買ってしまいました。海外へのお土産としても喜ばれそうです。
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春日大社展関連展示も見よう
春日大社展を見終わったのが12時ごろ。お腹も空いたので、東京国立博物館敷地内にあるホテルオークラレストランで昼食を取りました。和洋中のランチメニューがありますが、私が注文したのは、五目あんかけそば。博物館であのオークラのクオリティを味わえます。
ここでお昼休憩を取った後、常設展を鑑賞してきました。今回は春日大社展関連展示と甲冑、刀剣の展示を中心に見ました。これだけでも相当見応えがありますよ。
春日権現験記絵模本III―写しの諸相―
企画展示室 2017年1月17日(火) ~ 2017年3月12日(日)
宮廷の美術―平安~室町
本館 3室 2017年2月7日(火) ~ 2017年3月20日(月)
奈良・金春家伝来の能面・能装束
本館 特別1室・特別2室 2017年1月31日(火) ~ 2017年3月26日(日)
武士の装い―平安~江戸
5室・6室 2017年1月2日(月) ~ 2017年3月12日(日)
刀剣
13室 2017年2月7日(火) ~ 2017年4月23日(日)
この後にアジアギャラリーという、中国や朝鮮、エジプトなどの美術品の展示も鑑賞しました。こちらも展示の数が半端じゃない。。結構立派な展示品揃いなのに空いているんです!
これなんて、瑪瑙を磨いて割れ目にルビーを象嵌してザクロにしてあります。台北の国立故宮博物院にある翠玉白菜みたいな展示品ですよ。すごい。
この東京国立博物館は、特別展以外の展示室は結構空いているので、自分のペースでゆっくり見ることができて、とても楽しい場所です。常設展もオススメですよ。
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東京都庭園美術館の「並河靖之七宝展」で明治の超絶技巧を楽しむ
並河靖之七宝展は混雑無く、落ち着いて鑑賞できました
東京・白金の東京都庭園美術館で2017年1月14日から4月9日まで開催中の、「並河靖之七宝展」を見てきました。
日曜日の午後3時半頃に入場しましたが、混雑はしておらず静かにじっくりと七宝の細かい部分まで鑑賞できました。
明治時代に輸出用美術工芸品として発達した七宝の頂点を極めた、並河靖之の超絶技巧を存分に楽しめる美術展です。
展示品は七宝作品に加え、その図案というべき下絵も展示されています。並河靖之の七宝が美しいのは知っていましたが、この下絵もまたものすごい緻密さで必見です。その緻密な下絵にこれまた細かく色の指定が書き込まれていたり、七宝以外の関連資料も見ごたえあります。
(美術展チラシより)
展示品約140点のほとんどが、並河靖之七宝記念館と清水三年坂美術館など京都から来ていて、はるばるロンドンの博物館からも10品ほど来ています。これほどまとめて、しかも東京で見られるなんてとても貴重です。
ただ一点だけ、展示品目録の番号と実際の展示の順番がバラバラだったのが、少し見難いかな、と思いました。
超絶技巧の鑑賞には欠かせない単眼鏡のレンタルをしていました
七宝の細かい技を見るためには、単眼鏡が必須だろうと思い私は自分のものを持参しました。すると美術館ではビクセンというメーカーによる、単眼鏡無料レンタルを行っていました。ほとんどの人がレンタルしていて、皆さん並河靖之の超絶技巧に見入っていました。
これ必要ですよ~。50台限定なのでお早めに。ミュージアムショップではビクセンの単眼鏡の新モデルを販売していました。赤い本体のおしゃれなヤツ!同色のセミハードケースも付属していてカッコいいですよ。
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