上野の「春日大社千年の至宝」展、混雑覚悟してでも行くべき日
春日大社展でどうしても見たいものがある
東京・上野の東京国立博物館で開催中の「春日大社千年の至宝」展。週末でも、まだ大きな混雑は無いようですが、私はまだ行っていません。
なぜなら、この春日大社展は会期中展示替えがあるのですが、その中で展示期間が重なって私の注目する品が全て出揃う日があるのです。
1.≪国宝≫金地螺鈿毛抜形太刀「きんじらでんけぬきがたたち」展示期間:1/17(火)~2/19(日)
2.≪国宝≫赤糸威大鎧(梅鶯飾)「あかいとおどしおおよろい(うめうぐいすかざり)」展示期間:1/17(火)~2/19(日)
3.≪国宝≫黒韋威伊予札胴丸「くろかわおどしいよざねどうまる」展示期間:1/17(火)~2/19(日)
4.≪国宝≫赤糸威大鎧(竹虎雀飾)「あかいとおどしおおよろい(たけとらすずめかざり)」展示期間:2/14(火)~3/12(日)
5.≪国宝≫黒韋威胴丸(くろかわおどしどうまる)展示期間:2/14(火)~3/12(日)
(春日大社展チラシより)
そう、2月14日から2月19日までの6日間。この間だけ、上記、刀剣一振、甲冑四領の国宝5点が揃って展示されるのです。
注目する点は人それぞれなので、他にも見るべき展示品はたくさんあるのですが、個人的にはこの5点をどうしても見たいのです。
昨年2016年は春日大社の20年に一度の式年造替の年で、これによりお役目の終わった古神宝が神殿から下ろされました。室町時代から神殿の奥で非公開のまま、御本殿を護り続けてきた獅子と狛犬もそのうちのひとつです。これも必見。
(春日大社式年造替パンフレットより)
このような貴重な展示が東京で見られるなど「この先数十年は不可能だ。」と、今回の展覧会の担当学芸員の方も仰っていました。
主催のNHKでは特番が放送され、だんだんと展覧会の知名度も上がってきて来場者は増えるでしょう。でも、こればかりは覚悟して行くしかありません。
私は昨年11月に奈良の春日大社を訪れましたが、そのすぐ後にこんな貴重な機会に恵まれるとは、ありがたや、ありがたや。
2月になってしまいましたが、今年の私の初詣では上野の“春日詣で”です。
スポンサーリンク
上野の「ティツィアーノとヴェネツィア派展」、日曜日でも混雑は無し。
ティツィアーノとヴェネツィア派展は空いていて、グッズの種類も豊富。
東京・上野の東京都美術館で2017年1月21日(土)から 4月2日(日)まで開催されている「ティツィアーノとヴェネツィア派展」。1月22日の日曜日に行ってきました。天気が良く比較的暖かかったので、午後1時頃の上野公園界隈は人で一杯で、近くの駐車場も入場待ちをしていました。
でも、東京都美術館に混雑は無し。ティツィアーノは、ミケランジェロやラファエロと同世代のイタリアの偉大な画家ですが、日本ではそれほど知名度が高くないからでしょうか。
午後1時半頃のチケット売り場そして入場口は、待ち時間も無く空いていました。
会場内の人の数も多くなく、ティツィアーノの代表作の前でもせいぜい10人ぐらいしかいないので、ゆっくりと好きなだけ絵を眺められました。ティツィアーノと同時代のティントレット、ヴェロネーゼの傑作も見ることができ、ヴェネツィアルネサンスを堪能できる美術展です。
会場内をじっくり見て回って約1時間半。最後にあるミュージアムショップは、グッズの種類が豊富なので、ここでまた時間がかかるかもしれません。
今回は、ダブルクリアファイル600円、マグネット550円、絵葉書120円×2、それと「ティツィアーノとヴェネツィア派展」とは関係無いのですが、なんだか見ていて欲しくなったのでイタリア各地のパスタが描かれたタペストリー1,944円を購入。
この他にもイタリア革のペンケース2,200円、カードケース2,600円、ポーチ3,200円、オリーブオイルやバルサミコ酢、バジルソースなどなど、イタリア好きにはたまらない品物がたくさんありました。私もここで20分ぐらい時間を費やしました(笑)。
スポンサーリンク
アルチンボルド展のチラシが魅力的!
「ティツィアーノとヴェネツィア派展」の出口付近に置かれていたチラシが凝っていたのでご紹介。
2017年6月20日(火)から9月24日(日)までの間、東京・上野の国立西洋美術館で開催される「アルチンボルド展」。なかなかマニアックな美術展かと思いますが、この告知チラシがこれです。
花や野菜などで人の肖像画を描く独特な画家の展覧会ですが、このチラシ4種類もあるんです。綺麗なので4枚もらってきました。これらは春、夏、秋、冬をテーマに描かれたものですが、それぞれマドリード、デンバー、ウィーンとバラバラに所蔵されているため、4作品を一同に見られる機会はとても貴重なんです。
こちらも必見の美術展です。
スポンサーリンク
女性の一人旅にもおススメ、香港の低価格ホテル「Yotel Cha Cha(香港茶茶旅館)」
尖沙咀(チムサーチョイ)のど真ん中で安く泊まりたい
香港の尖沙咀で安いホテルに泊まりたいと思ったら、まずは重慶大厦(チョンキンマンション)が選択肢に挙がると思います。しかしホテル以外にも様々な店が入っていて、いろんな人がいるこの雑居ビルは、慣れない人にはなかなか入りづらいです。
また、宿泊代は日本円で平均2,000円ほどと安いのですが、トイレとシャワーが同じ場所にあって、シャワーを浴びるとトイレまでビチャビチャになってしまう造りがほとんどです。
トイレを重要視する私としては、「綺麗でゆっくり使えるトイレのある部屋がいい」と思っているので、重慶大厦の宿はパス。
インターネットで検索してみますが、香港の安いホテルで、トイレとシャワーが分かれているところを見つけるのは結構大変なんですね。あってもドミトリーの8人とか10人で共用トイレ2つとか、そんな感じです。それでも宿泊代は3,000円以上します。
香港のホテルはどこも値段がホント高いです。そんなことなので、少しずつ自分の中での宿泊上限額を緩めていって、Hotels.com で見つけたのがここYotel Cha Cha(香港茶茶旅館)。尖沙咀駅のすぐ側、1月上旬でシングル1泊約5,000円。まぁこんなもんかな。
彌敦道(ネイザンロード)沿いのビルの11階、その一画を宿泊施設として作り直して営業しているようですが、このホテルは私の求める「トイレとシャワーが別」になっています。ここを重要視する人あまりいないのかな。。
手前がトイレ、ガラスのドアで仕切られた向こう側がシャワー室です。
シャワーヘッドは可動式で、シャンプーとボディソープも備え付けです。シャワーの水圧、温度も申し分無し。温水も長時間しっかり出ます。
タオルも完備。
シャワーの湯沸しスイッチがあって、これをONにしてから15~20分後に温水が出る仕組みでした。なので、部屋に戻ってすぐ温水シャワーというわけにはいきません。
部屋自体は広くありません。入り口入ってすぐの床に中型のスーツケースを一つ広げたら一杯でしょう。
スーツケースを広げるスペースの他はベッドで一杯です。小さな窓があるだけなので、少し圧迫感はありますが、電気を消して眠ってしまえば同じです。ベッドは綺麗で厚めの掛け布団があり、1月でも寒いということはありませんでした。
テレビ、エアコンや冷蔵庫、ドライヤー、湯沸かし器もあります。使ったら電源はその都度切る、部屋を出るときも電気を消すようにと指示されます。ここの受付のオバちゃんはなんだかお母さんみたいです(笑)。部屋用サンダルもありましたが、これは自分のものを使った方が良さそうな感じでした。。
部屋は静かで、夜もしっかりと眠れました。
スポンサーリンク
便利な場所にあり、安全性も問題なし
Yotel Cha Cha(香港茶茶旅館)の場所は、地下鉄の尖沙咀駅A2出口から彌敦道を左折したらすぐ。
建物の入り口にホテルの看板はありません。彌敦道のStandard Chartered Bank(スタンダードチャータード銀行)とCiti Bank(シティバンク)の大きな看板の間に挟まれた金冠大厦と書いてある所が入り口です。この入り口のすぐ脇には、香港のマツキヨと呼ばれるドラッグストアBONJOURがあります。
この入り口から入ってすぐのエレベーターに乗って11階へ。
11階に着いてもあるのはこの看板だけ。
階を間違えたかと少し不安になりますが、通路を歩いて裏側にまわるとYotel Cha Chaの入り口があります。
このホテルは入口のドアと部屋のドア両方とも、暗証番号式オートロックになっていますが、事前にそれぞれの暗証番号がメールで送られてきます。もちろん、部屋のドアの暗証番号は宿泊者ごとに毎回変更されます。
また、このYotel Cha Chaの入っているビルは午後10時を過ぎると、ビル入り口のドアも施錠されるため、このロック解除のための番号も事前に教えてもらえます。ビルに入ってエレベーターの手前には警備員が24時間体制でいるので、安全性も高いと思います。
地下鉄駅も近く、歩いて3分の場所にコンビニサークルKもあり、マンゴースイーツで有名な許留山もすぐ側にあります。もちろんショッピングエリアも徒歩圏内。
路上にはインド系の人がたむろして偽物時計を売っていますが、「いらないよ」と言えば、それ以上しつこくされることもありません。
尖沙咀の中心街で、トイレとシャワーが分かれていて、そこそこ安いホテルといえば、ここしかありません。受付のオバちゃんは気さくな感じで安心できるので、女性の一人旅にもおススメできるホテルです。