TRAVEL AND ART

旅行と美術鑑賞のことばっかり考えてるブログです。

上野の若冲展 館内は混雑してました!

若冲展に行ってきました。

東京・上野の東京都美術館で4月22日に開幕した「若冲展」。開幕翌日の土曜日に行ってきました。いつもなら、空いている夕方を狙って行くのですが、今回は閉館前の2時間やそこらじゃ見終わらないと思ったので、朝から出撃してきました。

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午前8時50分に東京都美術館に着いたところ、入場券を持っている人の列にすでに200人ぐらいいました。当日券の販売ブースも特別に外に作られていて、そちらの列にも相当数の人が並んでいました。

門が開いても、入場の列は庭をグルッと回ります。

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分かりますかね?写真の左の列がこちらに向かっていて、グルッと回って写真右手の階段のところまで列が続いているのです。これは開館前の9時15分頃です。このあと、時間よりちょっと早めに入り口が開きどんどん入場していったのですが、チケットのもぎりのところで10分くらいの待ちがありました。

結局私の場合は、8時50分に着いて前売りチケットを持っている列に並び、9時30分には入場していましたので、待ち時間は40分弱といったところでしょうか。10時ごろに着くと入場まで50分待ちとなっていました。

昼ごろにはこのような行列は無くなっていて、チケットの購入もすぐにできていました。ただし館内がすでに混雑しているので、入場規制がかかり入場口前で10分待ちぐらいのようでした。

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これは午後2時ごろの入場門前の様子です。9時30分の開門前を狙って行くか、昼過ぎの午後2時ごろを狙っていくと良いのではないでしょうか。ただし、これも今だけかと。嵐の大野君の番組も再放送され、その他の若冲関連番組もたくさん放送され、そしてゴールデンウィークに入ると来場者はどんどん増えるでしょう。

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若冲展の会場内は大混雑

今回の若冲展は、どうしても混雑は避けられないでしょうね。もし朝一に行く人は、最初の方の展示を見るのは後回しにして、入場後すぐに「釈迦三尊像」と「動植綵絵」を展示している部屋に直行すると良いです。場所はひとつ上の階です。

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若冲展最初の部屋の図 地下1階)

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若冲釈迦三尊像」と「動植綵絵」の部屋の図 1階)

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若冲展プライスコレクション他の部屋の図 2階)

私が釈迦三尊像」と「動植綵絵」の部屋に着いたのは開場の10分後ぐらいでしたが、結構空いていました。でもすぐに人でいっぱいになり、ひとつの作品の前に四重ぐらいになって鑑賞していました。。。こんな感じなので、自分が人だかりの前の方まで進んで作品を見るまでに時間がかかります。

焦らず辛抱強く順番を待てば、全ての作品を目の前でしっかり見ることができるので、鑑賞時間には余裕をもって行ったほうがいいですね。

今回私は、先に「釈迦三尊像」と「動植綵絵」の部屋に行き約1時間半かけて33幅見てまわりました。そのあとプライスコレクションなどを見て回り、最初に飛ばした部屋に戻ってそこから見直して、もう一度「動植綵絵」を見て、全部で約4時間かけました。

ミュージアムショップを出てからまた最初の部屋に戻ることができますので、満足するまで見ることができます。

若冲鑑賞に超役立った単眼鏡

自分の前に人がいて作品に近づけないときでも、単眼鏡を使ったらよ~く見えました!そして私が一番前にたどり着き、また単眼鏡で見たら肉眼では見えない若冲の超絶技巧も見ることができました。特に高い位置の絵を見るときに役立ちました。目線の高さの絵は、顔を近づけて見ればだいたい見えますが、縦長の絵の上の方は遠くて肉眼では良く見えません。

travelart.hatenablog.com

周りでも「双眼鏡が必要だね」と言っている人が何人もいました。そして実際に単眼鏡や双眼鏡を持っている人も大勢いましたね。しかし中には、最短合焦距離の遠い単眼鏡を持っている人もいて、「真っ白で見えない」と言っていましたので、単眼鏡選びには注意が必要です。

私は今回の若冲展鑑賞のためにビクセンの単眼鏡を初めて買ったのですが、これが大正解でした!倍率4倍の単眼鏡で一番前から見るとこんな感じに見えます。(※フォトショップで作ったイメージ画像です。)

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この≪老松鸚鵡図≫のオウムを見るとこんな感じでトサカの細い線もよ~く見えました。

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館内は暗めで作品に明かりが照らしてある状態でしたが、私の単眼鏡の“明るさ”は申し分無し。肉眼で見るのと同じ明るさで見えました。細かい部分までじっくり見ることができますが、その分鑑賞時間が長くなります(笑)

本当にこの単眼鏡はオススメです!

しかし5月2日現在、上記のビクセンが売り切れ続出のようです。もし重さが気にならなければ、こちらの双眼鏡も最短合焦距離が近く、画像が明るく見えて良いですよ。若冲展に間に合わせるにはこれしかありません!

若冲展の図録がすご過ぎる

ミュージアムショップで販売される図録。今回の若冲展の全作品が掲載されているのは知ってましたが、造りがすごいんです。高級画集のような表紙に、内容は盛りだくさん。ミュージアムショップでの価格は3,000円ですが、本屋で10,000円ぐらいで売っててもおかしくないんじゃないかってぐらいの仕上がりです。

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作品の全体図とポイントとなる部分のアップ、各作品の解説も詳しくて、まさに永久保存版です。何度も何度も読み返して楽しめます。この図録は日経アートというサイトで3,900円で販売もしています。この図録を買うだけでも意味があるように思います。

ちなみに図録の他にもショップでは、クリアファイル、絵葉書、マグネットなど定番グッズもたくさん販売していました。会場内が混雑していることもあって、ショップの会計も10分待ちぐらいになっていました。

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5月10日に作品の入れ替えがあるので、もう1回行っちゃおうかな、、と思っております。

 

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