美術鑑賞におススメの小物入れバッグ
邪魔にならないことが重要
美術館で作品を見て回るとき、荷物は少ない方がいいですよね。
私はいつも会場に入る前にバッグと上着をロッカーに預けるのですが、ここで困るのが貴重品などをどうやって持ち歩くかです、、。
以前は財布とスマホをズボンのポケットに入れて持ち歩いていました。ところが最近のスマホはサイズが大きく、機種変更をしたらポケットに入らなくなってしまったのです。
これら貴重品をまとめて持ち歩けて、軽くて邪魔にならないバッグ無いかな?と探してみたところ、ちょうど良いものを見つけました。
モンベルのU.L.MONO ショルダー。
このバッグはペラペラのナイロン素材で非常に軽いです。しかしペラペラでも丈夫なのです。さすが、日本が誇るアウトドアメーカーのモンベル。
財布と小銭入れとスマホと単眼鏡とポケットティッシュを入れても余裕。破けそうな感じは皆無です。
このペラペラバッグの何がいいかと言うと、このままメインのバッグにガサッと入れても邪魔にならないし、中身を移してバッグ自体を小さく折り畳むこともできるのです。グチャグチャに畳んでも折り目がつかないのもいいです。オシャレ度は低いですが、“貴重品を持ち歩く”という目的は十分に果たします。
もう少しカワイイ方がいいという方には巾着袋ですね。私もいくつか持っているのですが、これも折り畳めばハンドタオル程度になりますし、使用するときは様々な形に対応する優れものです。
美術館内では、出展目録を読んだり、イヤホンガイドを操作したり、荷物を持って手がふさがっていると面倒なことも多いです。なので、貴重品は手に持たずにまとめてバッグまたは袋に入れておく方がいいですよね。
小さいバッグなら観賞中も楽だし、混雑した会場内やミュージアムショップでも邪魔にならないのでおススメですよ~。
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国宝満載の東寺展、立体曼荼羅は迫力抜群でした。
国の宝があちこちに!
東京・上野の東京国立博物館で2019年3月26日(火) ~ 2019年6月2日(日)まで開催の「国宝 東寺―空海と仏像曼荼羅」を見てきました。
金曜日の夜、夜桜を鑑賞する花見客でいっぱいの上野公園を抜けてトーハクへ。
金曜日と土曜日は午後9時まで開いているので、仕事終わりに行きやすいですね。午後6時半頃で、チケット売り場も入場口も混雑無し。
会場内も混雑無く、ゆっくりと鑑賞できました。空海筆の書状、金剛盤、五鈷鈴、五鈷杵の密教法具、兜跋毘沙門天立像、立体曼荼羅など国宝が満載です。
密教法具は、その形がやたらとカッコいい。レプリカが欲しいなと思って、ミュージアムショップを見てみたら、やはりありましたよ。ただし、お値段が桁違い。7万円ぐらいでした。小さいのでも4000円ぐらい。
これこれ。ネットでも販売していました。使い道わからんけど欲しい。手に持ってみたい、、。販売しているものは、京都の伝統工芸品らしいです。
国宝と重文だらけの立体曼荼羅は、仏像のまわりを360度ぐるりと見ることができ、展覧会ならではの迫力を感じました。この展示室だけで1時間ぐらいいられますね。室内が暗くて仏像にスポットライトがあたっているので、変な表現ですが“ライブ会場”のようです。
そして、皆さんのお目当てはイケメン仏像として有名な帝釈天騎象像。今回の展覧会ではこの帝釈天騎象像のみ撮影ができるのです。
後ろ姿までばっちり見ることができます。
ついつい撮影にばかり集中して、肉眼で見ることを忘れてしまいそうですが、しっかりと自分の目でも見ておかないと!
各展示物には解説がついているのですが、やはり仏教用語が多くちょっと難解です。事前に本を読んだりして、予備知識を得てから行くとより楽しめそうな気がしますね。
都内では関連文化講演会というのも開催されるので、これに参加してみるのもいいですね。
美術へのいざない2019 特別展「国宝 東寺-空海と仏像曼荼羅」 【関連文化講演会】 | 公益財団法人としま未来文化財団
公益財団法人 調布市文化・コミュニティ振興財団 特別展「国宝 東寺−空海と仏像曼荼羅」関連文化講演会
春の庭園開放
5月19日まで、約10種類の桜が次々と開花する本館北側の庭園が開放されています。博物館の入場料のみでこちらも楽しめます。
東寺の特別展だけでなく常設展示も盛りだくさん。春はお花見もできるので、 一日楽しめる場所ですね~。
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裸のモナリザよりサルバトール・ムンディの公開時期はいつなの?
レオナルド・ダ・ヴィンチの作品!?
フランス北部にあるコンデ美術館が所蔵する≪モナ・ヴァンナ Monna Vanna≫(『裸のモナリザ』の意味だそう)が、レオナルド・ダ・ヴィンチ本人の作品ではないか、、と話題になっています。
この木炭画です。
2012年に東京で開催された「レオナルド・ダ・ヴィンチ美の理想展」では、弟子のサライが描いた模写が展示されました。
またイタリア・ボローニャで活躍した画家一族の一人、カルロ・プロカッチーニが描いた模写とかもあります。
≪裸のモナリザ≫もいろいろあって興味深いですが、そんなことよりも2017年に約508億円で落札されて、2018年の9月にルーブル・アブダビで公開予定となっていた≪サルバトール・ムンディ≫はどうしたのだ!
理由も明かされず公開延期となってからしばらく経ちます。一体どうなってるのかと思って調べてみると、、、。
修復に修復を重ねて、元の絵からかなり変わってしまっているみたい。修復って、元の絵を結構ガッツリ変えちゃうんですね。知りませんでした。うーん、これをレオナルド作と言っていいのか、って感じ?
2019年はレオナルド・ダ・ヴィンチの没後500年となる年。イタリアやフランスの各地で様々なイベントが開催されるようですが、その中のどこかで≪サルバトール・ムンディ≫も公開となるのですかね。
上の記事の中で、レオナルド・ダ・ヴィンチ研究家のマーティン・ケンプという人が「2019年の10月にパリのルーブルで公開されるだろう」なんて話したみたいですが、本当かなぁ?お祭りとしては面白いと思いますがねぇ。
早く見たいなぁ。
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