なんでこんなに空いてるの?
六本木の森アーツセンターギャラリーで開催中の「黄金のファラオと大ピラミッド展」に行ってきました。11月7日の土曜日、混雑を避けるため夕方の時間狙いで、六本木ヒルズに午後5時過ぎに到着。ミュージアムコーンから入ってチケット売り場には20人ほど。カウンターが5箇所あったので5分も待ちませんでした。
ミュージアムのある52階まで行くエレベーターも混雑は全く無くスイスイ。混んでいるときは、このエレベーター前にも行列ができるほどなんですが。。そして展覧会の入場口でも待つことなく、余裕で入れました。夕方だから?もしかしてあまり人気ないの?なんでだろ?
私はいつも混雑状況をみるため、ツイートのデータを分析したサイトを見ているのですが、この「黄金のファラオと大ピラミッド展」に限っては、ツイート数自体が少ないのです。
会場内も空いていて、自分のペースでゆっくりと鑑賞できました。ところどころで1分から3分ほどのビデオ解説も流れていて、非常に興味深い内容で時間を忘れるほどでした。
三大黄金マスクのひとつ
メインの≪アメンエムオペト王の黄金のマスク≫は一番最後の展示。それまでの展示に見入っていたら、ここまでで2時間半かかっていました。そしてこの黄金のマスクもほぼ独り占めで鑑賞でき、大大大満足でした!
今回展示されている黄金のマスクは、エジプト三大黄金マスクのひとつとして数えられているようです。
ツタンカーメン王の黄金のマスク(カイロ博物館から持ち出し禁止)
プスセンネス1世の黄金のマスク(修復中)
これらと並び三大黄金マスクのひとつである、このアメンエムオペト王の黄金のマスクが来日しているのです。人間味のある本物の黄金のマスク、必見ですよ!
この≪アメンエムオペト王の黄金のマスク≫のあとに、4Kシアターで10分ほどのエジプトの迫力の映像が見られます。展覧会を最後まで全部じっくり見るつもりなら、2時間半はみておいたほうがいいです。
何年か前の展覧会であった、ツタンカーメンのマスクだと思ったら、内臓を入れる小さい壺でガッカリ、、なんてことはありません。今回の展覧会は期待以上だと思います。
ミュージアムショップも充実していて、今回私はクリアファイルと、絵葉書、ヒエログリフの下敷き、ヒエログリフの手ぬぐい、ノート、、といつもより多めに買ってしまいました。そしてエジプトの至宝ガチャガチャ。黄金のマスク狙いでいきましたが、結果はバステトでした。