フェンディがトレヴィの泉、フェラガモがウフィッツィ美術館修復を援助などなど
イタリアンラグジュアリーブランドによる地元への貢献
イタリア・ローマのトレヴィの泉で、16ヶ月にわたる修復が終了したようです。修復の最中も特設通路を設置して途中の様子を見ることができるようにするなど、工夫を施していたようです。そんな修復工事の費用を負担したのは、ローマを本拠地とするフェンディ。その額は218万ユーロにも及ぶということです。
フェンディだけではありません。同じローマではブルガリがスペイン広場の改修に150万ユーロを寄付。
ミラノでは、ヴェルサーチとプラダが街の中心部にあるアーケード「ガレリア・ヴィットリオエマヌエーレⅡ」の改修費300万ユーロを支援しています。このアーケードにはプラダの1号店がありますね。
そしてフィレンツェでは、フェラガモがウフィッツィ美術館の展示室の改修に60万ユーロを寄付。グッチはヴェッキオ宮殿内のタペストリーの修復に貢献し、その展覧会の支援もしているのです。
イタリアのラグジュアリーブランドの地元愛はすごいですね。景気が悪いのか、良いのか、私にはよくわかりませんが。。こんな感じで、地元の人がその土地の古いものを大切にしているから、いつまでも長持ちするんですね。
日本でも城の修復費用を募るため、いろいろと行われているようです。もっと大々的にテレビで取り上げたりすればいいのになぁ。