TRAVEL AND ART

旅行と美術鑑賞のことばっかり考えてるブログです。

アエロフロート航空に乗ってモスクワ乗り継ぎアテネまで

フライト遅延、ロストバゲージ、トランジットの心配を抱えて

7月中旬、東京・成田発SU263便に乗りモスクワへ。インターネット上では、遅延が多い、CAの態度が冷たいとか、預け荷物が届かないとか、乗り継ぎ便に間に合わないとか、悪い評判が多く心配していました。

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そんな心配を抱えながら、いざ成田発モスクワ行の便に搭乗。機材はBoeing 777-300ER。

 

機内に入ると、鮮やかなオレンジ色のユニホームに身を包んだCAさんたちが、にこやかに挨拶してくれました。アエロフロートでは、エコノミークラスでもアメニティグッズがあり、就航地の図柄の袋に入っています。今回もらったのは、私の目的地アテネの図柄。幸先いい感じ。

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往路はトランジットの時間に余裕があったので、機体後方の49Dの座席を指定しておきました。今回座って思ったのが、「足元が広い」ということ。これはBoeing 777の仕様なんですかね?前の席のリクライニングを倒してきても膝に当たらないんです。なので、足がすごく楽でした。

 

離陸してしばらくすると、食事のメニューが配られます。後ろの方の席だと、メニューに載っていても売り切れてしまって、大抵の場合選択肢は無いんですけどね。。

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ところが、今回搭乗したアエロフロート便の往復とも、ギャレーに近い後ろの席から食事や飲み物を配り始めたため、好きなものを選ぶことができたのです!これは嬉しい誤算(笑)

 

料理も結構美味しかったと思います。いつも私は機内食をあまり食べないのですが、メインとデザートまで食べられました。これで、なんで評判悪いんだろ??

 

ビールも頼めましたが、提供されるタイミングがちょっと微妙⁉食事の前に出てきてしまうんですね。

 

サービスするCAさんたちは、皆さんテキパキと意外なほどの笑顔で仕事をしていましたよ。

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モスクワ・シェレメーチエヴォ空港のトランジットの状況

往路のフライトはほぼ予定通りモスクワに到着しました。飛行機は沖止めとなり、そこからバスに乗って空港建物へ向かいます。、、が、そのバスに乗っている時間がとても長く、降機して建物に入るまで30分かかりました。

 

そしてパスポートチェックと手荷物のセキュリティチェック。ここが問題の大混雑エリアです。

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これはパスポートチェックの部屋に入る列。ここまではみんな並んでいるのにね。これを抜けた先にカオスがあります。

 

この時は混雑もそれほどでは無かったのですが、ネットの情報にあった通り順番待ちの列はグチャグチャで、一つの入り口に向かってあちこちから人が集まってきて、ずうずうしいヤツがすり抜けていくという状況。

 

ここは少し強気になっていかないと、自分の番がなかなかまわってきません。他人の迷惑にならない程度に強引にね。そんな感じでパスポートと荷物のチェックを終えるのに20分ほど。

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これからアテネ行きのSU2112便の搭乗ゲートF58へ向かいます。到着したターミナルDからターミナルFまで移動です。これも時間がかかります。直線ではなく、途中階段を上ったりクネクネとした混雑するショッピングエリアを抜けたりして、表示を頼りに迷わずスタスタ歩いても15分以上かかりました。スーツケースを転がしたりしているともっとかかるでしょう。

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ここまでで、成田からの便が到着して70分近く経過していました。パスポートチェックがもっと混んでいたら、かなり厳しい状況でした。

  

ただし、まだ安心はできません。アテネ行きの便の搭乗ゲートは最初F58となっていましたが、いつの間にかF56に変更になっていました。このシェレメーチエヴォ空港では、ゲートの変更が頻繁に起こるのです。

 

私はゲート変更のアナウンスには気づかなかったのですが、周りにいた数人が突然移動を始めたので不思議に思い、フライト情報の表示板を見て分かりました。

 

なので、搭乗ゲート前に到着したからといって、ヘッドホンを付けて音楽を聴いたりゲームをしたりせず、アナウンスに注意し、周りにいる人の動きに敏感になっている必要があります。

 

アテネ行きの便も定刻通り出発。アテネには23:20着。預けたスーツケースも無事届き一安心。到着が夜遅く、長旅で疲れると思ったので、空港から市内へはタクシーをネットで予約しておきました。

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到着ロビーで私の名前を持ったドライバーが待機してくれていたので、非常に楽でした。支払いも事前に済んでいたので問題なし。奇麗なメルセデスで、ホテルの場所も迷わず安全に送り届けてもらいました。夜遅くに到着する人にはこのタクシーはおススメですね。

 

アエロフロートのフライト遅延と荷物遅延に対する補償対応策

アエロフロートは頻繁に遅れる⁉

今年の夏休みはギリシャに行ってきました。私が選んだ航空会社はロシアのアエロフロート航空。成田からモスクワを経由してアテネまで行く便です。

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選んだ理由はずばり価格。一番安かったからです。そしてフライトの時間帯も昼発でちょうど良い。ということで、迷わずに購入したんですね。

 

そして購入後あることに気づいたんです。トリップアドバイザーの口コミとかで、このアエロフロートの評判がすこぶる悪いことに。

 

乗り継ぎ便を利用する際、モスクワでの乗り継ぎ時間が短いと、最初の便が遅延することによって、次の便に乗り継げないということがよくあるとか。

 

モスクワの空港では、トランジットの際パスポートと手荷物のチェックがあり、その場所が大勢の客でごった返しカオス状態となっているため、ここを通り抜けるだけでも相当時間がかかるとのこと。またターミナル間が異常に遠く、歩いて15分から20分もかかると。それで乗り継ぎ便を逃す人が多発しているらしいのです。

 

まずい、、。アテネから帰りの乗り継ぎ時間が1時間40分しかない。先に調べとくんだった、、。と、思っても後の祭り。

 

フライトの時間を変更しようかと旅行会社に連絡してみましたが、変更費用は約4万円もかかると言われ断念。

 

また、人間は無事に目的地まで辿り着けても、預けた荷物が辿り着かないということも頻発しているらしいのです。

 

旅先で荷物無しはキッツイよな~。

 

ネット上の口コミを読めば読むほどテンションが下がってきました。でもまぁ仕方ない。できる限りの準備をしていこうと、いろいろ考えてみました。

アエロフロートの乗り継ぎ対策

1.私はEconomy Classicという座席クラスで購入していたので、事前座席指定ができました。なので、最初の便の座席をできるだけ前方の通路側にして、到着次第すぐに降りられるように準備しました。

 

2.モスクワのシェレメーチエヴォ国際空港のトランジットの状況を調べました。パスポートチェック場は混乱し、誰も列を守らず、ずうずうしいヤツが先に抜けられるということが分かり、心の準備をしておきました。

 

3.ターミナル間を歩いて移動するため、空港マップを眺め、YouTubeで空港の動画を見てシミュレーションしました。

 

4.乗り継ぎ便を逃した場合、代わりの便を自腹で買うはめになったり、空港内のホテルに泊まることになったり、予想外の出費が考えられます。また預け荷物が届かない場合も、現地で旅行中必要なものをそろえるため、かなりの出費となるでしょう。

 

そこで私は、航空機遅延費用(Flight Delay)と寄託手荷物遅延(Baggage Delay)の補償がある旅行保険に加入することにしました。

 

航空機遅延費用は、航空機が遅れて乗り継げなかった場合、代わりの便の購入費や宿泊費、食事代などが3万円を上限に補償されます。

 

寄託手荷物遅延は、荷物が現地に届かなかった場合、旅行中に必要な衣類や生活必需品の購入費が10万円を上限に補償されます。

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旅行保険をいろいろ比較した結果、一番条件が良かったエイチ・エス損害保険の「たびとも」という保険に加入しました。ネット上で事例が細かく出ているので、分かりやすかったです。

 

アエロフロートの口コミで特に多いのが、フライト遅延や預け荷物の遅延による損害に対する補償がほとんど無いということなんです。クレームを言うために電話をかけても全くつながらない。メールの返事も全くない、などなど。

 

それであれば、しっかりと保険に加入して、航空会社による補償には最初から期待せず、何かあれば保険会社に連絡する方が良いと思うんですよね。

 

私もここまで準備をすると、かなり気が楽になっていました。

 

さて実際のアエロフロートはどうだったのか。次回は実際に搭乗し、乗り継いだときの状況を書きたいと思います。

 

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旅行カメラPENTAX K-30が壊れたのでSONYのミラーレスに買い替えた

K-30のオートフォーカス故障

これまで旅行のお供として大活躍してくれていたPENTAX K-30。7月に予定しているギリシャ旅行でも持って行く気まんまんでした。

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ボディカラーも形も、撮れる画もすごく気に入っていました。

 

でも、このところなんだかピントが合っていない気がしたので、新宿にあるリコーのサービスセンターに持って行きました。旅行前にちょっと見てもらって、ピントの調節をしてもらおうと、、。

 

ところがその診断結果は、「本体のオートフォーカスの故障」。

 

しかも、このK-30はすでに部品の保有期間が終わっていて、修理代を払って修理に出しても直せるか分からないと。最悪、分解してみて部品が調達できなかったらバラバラのままお返しすることになると。。。

 

サービスマンの方が、真顔で面白いことを言ってくれました。。。(泣)

 

旅行直前になんてこった‼

 

対応策としては、このK-30を下取りし、後継機であるK-70を大幅値引きで出してくれると。提示された価格は、価格.comの最安値よりも大分安いものでした。

すぐには決められなかったので、保留にして一旦帰宅。

 

K-70はいいカメラなんだけど、もう3年前のモデルなんだよなぁ。防塵防滴ってあれば心強いけど、これまであまりそういう場所で撮らなかったかも。。うーん。

 

などと悩みながら、後日ヨドバシアキバを物色していると、見つけてしまいました。最新のソニーのミラーレス。α6400。センサーサイズは同じAPS-C。K-30よりもかなりコンパクトでチルト式モニターつき。旅行中の街歩きに良さそう。

しかも15000円のキャッシュバックキャンペーン中。

 

完全に心を持って行かれ、買ってしまいました。旅行前に痛い出費です。でも中途半端なものを買うより、一番欲しいものを買う方がいいでしょう!

 

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ソニーα6400とその他付属品も揃えたぞ

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ヨドバシアキバで交渉して、なかなかいい値段で買うことができました。10%ポイントも含めると結構安くなりました。

こうなったら、付属品も一気に揃えたる!

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液晶保護フィルム、ダブルズームキットを買ったので保護レンズフィルター二つ。これらはカメラを買った時のヨドバシポイントで購入。

 

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予備互換バッテリー。Amazonで評判の良さそうだったもの。

 

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カメラケース。α6400専用で、これもAmazonで評判が良かったもの。中国の深圳のメーカーが作っているPUレザーの製品ですが、造りが細部までしっかりしてます。縫製も完璧。あなどれん。

 

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ネックストラップ。ちょっと遊びを入れてみようと、カワイイ感じのものを。幅広で、肌触りも良く、首のまわりも痛くなりにくいです。

これで装備はOK牧場!あとは旅行前に撮影の練習をしなければ。

出費が痛い。。。

 

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