TRAVEL AND ART

旅行と美術鑑賞のことばっかり考えてるブログです。

大手損保の車両保険で雹害修理したけど内容がめちゃくちゃだった件

ビッグモーター事件と似ている!?自動車保険修理問題

昨年6月、私の愛車が雹の被害を受けディーラーで修理をお願いすることになりました。

 

ディーラーの営業マンに実車を確認してもらい、修理内容の見積もりを出してもらいました。その際営業マンからは、実際に修理工場で確認して内容が追加になる可能性もある、との説明を受けました。

 

現場での追加修理についてはあり得る話だと思い、納得してその見積内容で修理をお願いしました。私の車は車両保険に加入しており、保険も適用になる旨説明を受けたので安心していました。

 

昨年6月の降雹は大きな被害をもたらし、多くの車が一斉に修理に出されたとのことで、修理開始まで時間がかかりました。

 

そしてディーラーに車を預け修理を始めて約2か月後、修理が完了し引き取り日近くになり、営業マンから連絡が入りました。修理工場からディーラーに戻ってきた車の仕上がりに少し問題があったため、もう一度やり直しをさせている、とのこと。

 

私としては時間がかかっても綺麗に直してもらいたかったので、修理期間の延長を了承しました。

 

数日後、損保会社より保険金の支払い通知のハガキが私の家に届き、その内容を見て驚きました。当初の見積もり金額の2倍となっていたのです。

 

営業マンから追加修理の可能性については聞いていましたが、修理費が2倍(3桁万円)になるほどとは思っていませんでした。こんなに保険が下りるのなら、修理せずにその金額を次の買い替えに充てることもできました。

 

それももうこの時点ではかないません。

 

しかもこの追加修理についてディーラーからの連絡は一切無く、私に無断で修理が行われました。

 

この件についてディーラーに確認すると、修理工場にて実車を確認したところ修理内容が変更となり費用見積りも変わったが、その旨を私に連絡するのを失念した、と、、

 

とりあえず、どのような内容に変更となり、何にいくらかかってこのような金額となったのか、再度見積もりという形で出してもらいました。

 

驚愕の内容でした。。。

 

 

 

修理内容変更の見積もり

デントリペアだと思っていた雹害修理が板金修理となっており、部品交換箇所も変更、塗装費用が大幅に追加などなど。

 

私は、ディーラーが作成した見積りを最初に提示され、それを確認してその内容に納得して修理を発注したのです。それなのにディーラーはその見積り内容を変更し、無断で作業を行い、保険金請求まで行っていたのです。

 

しかもこの修理内容の変更の経緯について詳しく説明できる人がいない。。。ディーラーの営業マンとフロントマンは「板金業者が変更判断をした」「作業工程の写真は撮影していない」「塗装費用の内訳は不明」「修理費用は保険で支払われるのでお客様に影響は無い」とか言ってくるし。

 

途中から出てきた工場長は、営業担当とフロントマンの説明は誤っていた、とか違うことを言うし。。。

 

一体どうなってんだ。

 

その後いろいろと疑問点を聞いても、「連絡を怠った」「確認業務を怠った」「修理工場に保険会社との協定を一任した」などという説明で、責任の所在がはっきりしませんでした。

 

修理を受け付けたディーラーの知らないところで、修理工場から直接保険会社に対して保険金請求がなされ、その保険金がディーラーの口座に振り込まれるなんていうことがあり得るのですかね。

 

なんかおかしいよなぁ。

 

当初の見積もりとは違った内容で勝手に修理された車は引き取れないので、ディーラーの担当者と話し合い、修理をやり直してもらうことになりました。しかし、またここで営業マンが保険請求をすると言うのです。

 

一度請求して支払いも終了している事案について、再度保険金を請求する?そんなことできるの?と思いました。

 

説明がめちゃくちゃで聞いていて疲れてしまい、この保険金再請求については結局どうなったのか確認をしていません。

 

約1か月後、修理のやり直しが終了して車両が戻ってきました。こちらの要望通り綺麗に直り満足のいく仕上がりとなっていました。

 

しかし今回の件、たまたま最初の修理で車両が戻って来るまでに時間がかかり、私が車を引き取る前に保険金の支払額が判明し、修理内容の無断変更が明らかになったので、クレームを言う機会を持つことができましたが、全て終わって車両を引き取った後に分かって文句を言っても相手にしてもらえなかったかもしれません。

 

今後も保険修理をお願いするときは、見積りと保険金支払額の確認、そして修理内容の確認をするまでは車両引き取りのサインをしてはいけないな、という事例でした。