イタリア美術の偉大さが分かる、六本木の「ヴェネツィア・ルネサンスの巨匠たち」展。
ヴェネツィアからティツィアーノがやってきた!
六本木の国立新美術館で開催中の「ヴェネツィア・ルネサンスの巨匠たち」展を見てきました。会場は美術館の2階フロアですが、1階では「ルノワール展」が開催中。会期末ということもり、「ルノワール展」の方は入場待ちの列ができるほどの混雑ぶり。ヴェネツィアの方はガラガラというほどではありませんが混雑は無し。
1階のルノワール展の入り口はこんな感じ。
今年2016年は日伊国交樹立150周年ということで、1月のダ・ヴィンチ展とボッティチェリ展、3月のカラヴァッジョ展、4月のポンペイ展、6月のミケランジェロ展などを見てきましたが、イタリアにはまだありました。
イタリアの偉大な作品、これでもかっ!というぐらい持ってきますね。高さ4メートルを越えるティツィアーノの≪受胎告知≫は迫力満点です。2013年に上野に来たエル・グレコの≪無原罪の御宿り≫を見たときも大きい絵だな~、描くの大変だっただろうな~と思ったものですが、今回のティツィアーノ作品の方が大きいのです。
ティツィアーノの≪受胎告知≫410cm×240cm
エル・グレコの≪無原罪の御宿り≫347cm×174cm
美術展の告知チラシもこうなりますわな。
スポンサーリンク
ミュージアムショップにはヴェネツィアングラスがいっぱい
「ヴェネツィア・ルネサンスの巨匠たち」展というだけあって、ミュージアムショップにはヴェネツィアングラスの商品が豊富にあります。綺麗なペンダントトップは種類豊富で3,800円。イヤリングも3,000円ぐらいでたくさんありました。
私が気になったは、ヴェネツィア名物ゴンドラの船頭さんゴンドリエーレがかぶるカンカン帽。
埼玉県の麦わら帽子専門店「田中帽子店」製。サイズは57.5cmと60cmの2種類。しかも「田中帽子店」のサイトよりもお安い7,020円。
ルノワール展で展示されている≪ムーラン・ド・ラ・ギャレットの舞踏会≫でも、カンカン帽をかぶった男性が登場していますね。ルノワール展のショップにあったかな?
国立新美術館はミュージアムショップのみの利用も可能なので、後になってヴェネツィアングラスが欲しくなった人も、カンカン帽が欲しくなったという人も買いに行けちゃいます。
なんだか私もカンカン帽が欲しくなってきました。。
ヴェネツィア展関連番組放送後は混雑するかも!?
8月26日(金)午後7時から
BS日テレ ぶらぶら美術・博物館
「国立新美術館「ヴェネツィア・ルネサンスの巨匠たち」~巨大祭壇画「受胎告知」初来日!色彩豊かなヴェネツィア派の魅力~」
8月27日(土)午後2時から
BS-TBS 『石坂浩二と雨宮塔子のヴェネツィア美術紀行』
上記、ヴェネツィア展関連番組が放送されます。やはり放送直後は混雑が予想されますかね。
スポンサーリンク