上野の若冲展の再訪は諦め、他の展覧会で若冲画を見る。
上野の若冲展、混みすぎです。。
4月に始まってすぐ見に行った上野の若冲展。展示は素晴らしく、ショップで買った図録を見返すたび、「もう一度見たい」と思うようになっていたのですが、連日の超混雑と200分越えという待ち時間のため今回はもう諦めました。
特に私がもう一度見たいと思ったのは≪孔雀鳳凰図≫。
今回の上野の若冲展では、動植綵絵という一連の絵に集中して見た結果、その動植綵絵に入っていないこの2点の記憶が薄くて。。まだまだ未熟者です。。。。
図録で我慢するか、、と思っていたところ、朗報!
この≪孔雀鳳凰図≫を所蔵する箱根の岡田美術館で、9月5日(月)から12月18日(日)までの期間開催される「― 生誕300年を祝う ― 若冲と蕪村 江戸時代の画家たち」の中でまた展示されるのです。まぁこっちも混むんでしょうが、まだチャンスがありました。
伊藤若冲「孔雀鳳凰図」の展示について | お知らせ | 岡田美術館|岡田美術館 OKADA MUSEUM OF ART
入館料2,800円!!! ハハハ、、関係ないぜ、ちょっと遠いけどドライブがてら行ってやるぜ~!
スポンサーリンク
その他の展覧会・美術館でも若冲を見られる!
生誕300年記念ということもあり、上野の若冲展以外にも結構ありますね。全国各地の美術館で、若冲の作品を展示する展覧会が企画されています。
愛知県美術館
「木村定三コレクション 生誕300年 蕪村・若冲と江戸時代絵画」
2016年4月1日 (金)~5月29日 (日)
柏市民ギャラリー
新装開館記念 摘水軒記念文化振興財団コレクション展
前期 -肉筆浮世絵- 2016年5月14日(土)~5月30日(月)
後期 -花鳥動物画- 2016年6月1日(水)~6月16日(木)
2016年6月25日(土)~9月4日(日)
京都市美術館
伊藤若冲生誕300年記念 若冲の真実 展(仮称)
2016年10月4日(火)~12月4日(日)
佐野市立吉澤記念美術館
東と西の蕪村[伊藤若冲《菜蟲譜》期間限定公開]
2016年10月29日(土)~12月11日(日)
静嘉堂文庫美術館
リニューアルオープン展 第3弾 よみがえる仏の美~修理完成披露によせて~
2016年4月23日(土)~6月5日(日)
※この展覧会では、若冲の釈迦三尊像のモデルとなった「文殊・普賢菩薩像」が展示されます。
相国寺承天閣美術館
生誕300年記念『伊藤若冲展 』相国寺観音懺法を荘厳する動植綵絵30幅を一堂に展示(コロタイプ印刷による複製品)
2016年7月1日(金)~12月4日(日)
※高精細なプリントの動植綵絵30幅の展示です。上野の若冲展にも引けを取らない迫力なのではないでしょうか。
若冲フィーバーはこれから先もしばらく終わりませんね。各地の展覧会をちょこちょこと回れるといいなぁ。あとは動植綵絵を所蔵する宮内庁三の丸尚蔵館が、またいつの日か公開するのを気長に待ちますか。
スポンサーリンク