TRAVEL AND ART

旅行と美術鑑賞のことばっかり考えてるブログです。

世界遺産 ショーヴェ・ポンダルク洞窟壁画

フランス南東部のアルデッシュ県にあるショーヴェ・ポンダルク洞窟壁画

約36000年前のフランス旧石器時代(オーリニャック文化時代)に描かれた動物壁画で、約2万年前の落石により洞窟が閉ざされたことにより、1994年に発見されるまで綺麗な状態を保つことができたそうです。壁画には絵画と彫刻の特徴が融合され、影や奥行も表現されるなど高い技術が盛り込まれています。マンモスや、熊、サイ、バイソンなど14種類の動物が生き生きと描かれています。

フランスには有名なラスコー壁画がありますが、これよりもさらに倍古い壁画とのこと。写真で見る限り、その絵には18000年の隔たりは感じられません。どのようにして描いたのか??

この壁画は2014年に世界遺産に登録され、その後壁画の複製プロジェクトが始まりました。 オリジナル壁画は約8000平方メートルの範囲に描かれていますが、複製ではそれらを3000平方メートルの範囲に集めて描き直したそうです。 オリジナルを見てみたい気もしますが、さすがに実物は完璧に保存しないといけないのでしょうね。人類の宝ですからね。

そしてついにその複製プロジェクトが完了し、2015年4月25日より一般公開されることになりました。 ウェブサイトから入場チケットの予約ができます。

ショーヴェ・ポンダルク洞窟サイト(英語)

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入場料

大人13ユーロ。 10歳から17歳6.5ユーロ。 10歳未満は無料。この入場料にはガイド付きツアー(日本語無)とオーディオガイド(日本語有)も含まれるようです。

開館時間

午前10時から午後6時(2月から3月、10月から11月14日)

午前10時から午後7時(4月、5月、6月、9月)

午前9時から午後8時半(7月、8月)

午前10時から午後5時(11月15日から1月31日) 最終入場は閉館の1時間前まで。

アクセス

フランス南部マルセイユからだとこんな感じ。 http://www.rome2rio.com/s/Marseille/Vallon-Pont-d-Arc

 

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