TRAVEL AND ART

旅行と美術鑑賞のことばっかり考えてるブログです。

リコー「THETA(シータ)SC」で旅行の楽しい瞬間を切り取る!

写真の新しい楽しみ方

360度撮影できるリコーTHETA(シータ)という新しいカメラ。その存在は前から知っていましたが、あまり興味を惹かれませんでした。360度撮影できても、できあがる画像は正距方位図法みたいのでしょ、、と。学校の社会の時間に出てきた世界地図の投影法のあれです。

Azimuthal Equidistant N0E0

(正距方位図法)

こういう画像も面白いとは思いますが、やっぱり友達や家族に見せるときは、今まで通り普通に写っている写真の方がいいよなぁと思っていたのです。

しかし最近では、写真をスマホやタブレットで見ることがほとんどなんですよね。以前は写真をプリントしてアルバムに入れて家族に見せていたのですが、今では両親もほとんどスマホで見るようになりました。そうなってくると、写真の楽しみ方も変わってきます。必ずしも、平面画像である必要が無くなってくるのです。

このTHETAで撮れる360度画像は、スマホやPC上で360度グリグリ回して見ることができます。グーグルマップの画像みたいに。

家族が並んで撮る記念写真や、美味しい料理の写真などは平面画像の方がいいと思いますが、家族がテーブルを囲んで団らんする風景や、美味しい料理を仲間と食べている風景などは、360度カメラの方が臨場感のある楽しい写真が撮れます。また、旅先での街並みやどこまでも広がる大自然、はたまた大混雑のイベント会場ですら面白い撮影場所になりそうです。

そう思い始めたらすぐにでも欲しくなって、、買ってしまいました。リコーTHETA SC。2016年の10月に発売になったモデル。元々THETA Sというモデルがありましたが、性能はほとんど同じなのに定価を1万円も下げて出てきたのがこのSC。なんと素晴らしい。リコー様ありがとう!

本体のカラーバリエーションは水色、ピンク、ベージュ、白の4色。私が選んだ色は白です。360度カメラという性質上、撮影している人やカメラ本体も画像に写りこんでしまうので、できるだけ風景に影響の出ない黒が欲しかったのですが、SCモデルには黒の設定が無いので白というわけです。

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でも結局黒いシリコンカバーを買ったので、本体は何色でも良かったですね。

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編集用の専用アプリも整ってきた

THETAで撮影した画像はスマホかPCに取り込みますが、スマホの専用アプリでも様々な編集が可能です。そして画像を公開する場合は、theta360.comというリコーTHETAの専用サイトにアップして、そのリンクをブログなどに張って画像を見てもらうのが一般的。またFacebookに張り付けることも可能です。

Post from RICOH THETA. #theta360 - Spherical Image - RICOH THETA

この専用アプリは随時アップデ ートされていて、できることがだんだんと増えてきているので、この先も進化が期待できます。

旅行先の全ての瞬間を楽しい写真に

石灰岩の山が迫るタイ・クラビのビーチ、トラムが走り回る香港のビル街、大混雑のルーブル美術館のモナリザの間、フィレンツェのジョットの鐘楼から見る赤茶色の屋根が続く景色、、、

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ヴィクトル・ユゴーが“世界一美しい広場”と賞賛したブリュッセルのグランプラス、仔豚の丸焼きが中心に置かれた中華料理店の円卓、石垣の連なる沖縄の今帰仁城跡、早朝の人のいない清水の舞台などなど、、、

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これまで旅行で訪れた場所を思い返すと、このTHETAで撮影したらどんなに楽しい写真になったか、と思うところがいくつもあります。

これからは旅行先でTHETAを使って、今までとは違った写真をたくさん撮ろうと思います。家の近所を撮影して、数年後に違いを見つけるというのも面白そうですね。いろいろ撮りたい場面がどんどん思いつきます。

このTHETAは、無くても困らないけど、あれば旅行がより楽しくなるカメラですね~。

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