タイのクラビはこんな所だった|男一人旅ビーチリゾートで年越し(2)
クラビ空港からタクシーに乗る。
バンコクから飛行機で約1時間20分、クラビに到着。クラビ空港からはタクシーに乗り、私の宿泊先のあるアオナンビーチへ。料金はチケット制で600バーツ(1バーツ=約3.3円)。こんなデカいワゴン車を一人で。誰かとシェアすればよかったな。
このタクシーの運ちゃん飛ばす、飛ばす。前の車をあおる、あおる。常時100㎞近いスピードで走ります。
しかしタクシー運転手としての腕は見事で、私の宿泊先グルホステル(Glur Hostel)に行くのは初めてのようでしたが、住所を見せただけで迷うことなく一発で到着しました。
空港からアオナンビーチエリアまでは約30分。飛ばしまくる車に慣れていない人は、クラビのタクシーはちょっと怖いかもしれません(笑)。
ちなみに帰りもホテルから空港まで別の運転手のタクシーに乗りましたが、この時は早朝5時で車も少なかったため、もっと飛ばして20分で着いてしまいました。元々30分の距離で10分縮めるって相当ですよ。
山と海とボート
クラビの景色は独特です。切り立つ石灰岩の山と青い海、そこに浮かぶ舳先の長いロングテイルボートが他の国のビーチとは違った景観を作り出していました。ビーチに寝転がって、どうしてこんな地形になったのかなぁなどとボーっと考えていました。舳先が長いんだから、ロングテイルじゃなくてロングノーズだよなぁなどとも。。
(クラビ・アオナンビーチの景色)
レオナルド・ディカプリオ主演の映画「The Beach」の舞台となったピピ島は、このクラビからボートで3時間ぐらいの距離にあります。映画では無人島のように描かれていましたが、現在では観光客でごった返し、岩山と海の景観こそそのままですが、ビーチの静けさはもはや無いとのこと。
通常はツアーで行くのですが、滞在時間が1時間半ぐらいしかなかったりして、ビーチでのんびりできなそうだったので私は行きませんでした。
代わりに、私はアオナンビーチからロングテイルボートに乗り、ライレイビーチという所に行きました。ここもボートでしか行けない場所ですが、片道15分ほどなので気軽に行けます。
(クラビ・ライレイビーチの景色)
そして今回貧乏旅行にも関わらず、このライレイビーチ目の前にあるリゾートホテル、Sand Sea Resortに一泊して、ビーチでビールを飲み、夕焼けを眺め、何もしないという贅沢を味わってきました。一人で。
(クラビ・ライレイビーチの夕焼け)
(Sand Sea Resortの部屋)
このライレイビーチには、ちょっと離れた場所に最高にリラックスできるバーがありました。木の上にシートが作ってあり、そこに寝そべってお気に入りの音楽を流して、海を眺めながらビールを飲む。なんっっにもしないで、3時間ぐらいいました。一人で。
クラビには、圧倒的に欧米人、特にロシア方面の旅行客が多いです。皆さんこの時期に暖かい気候を求めているのでしょうね。
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クラビ・アオナンビーチでの年越し
街のレストランやバーではたくさんの観光客がお酒を飲んでいましたが、メイン通りでもさほど騒がしくなく程よい賑やかさでした。家族連れでも安心して楽しめる雰囲気です。ビーチではランタンが放たれ、静かでのんびりした感じでした。
ビーチ沿いのレストランでは音楽を流してニューイヤーパーティーが開かれていました。食事と飲み物込で3,500バーツとお祭り価格だったので、私は外から見るだけにしておきました。前国王の喪中期間でしたが、あまり関係無さそうでしたね。
今回は男一人旅でしたが、宿には同じように一人旅の人がたくさんいて、私のつたない英語でも話しかければすぐに仲良くなれました。なので、年越しの瞬間は宿で出会った人たちと楽しく過ごすことができたのです。
~クラビ旅行記料理編に続きます。~
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