女性の一人旅にもおススメ、香港の低価格ホテル「Yotel Cha Cha(香港茶茶旅館)」
尖沙咀(チムサーチョイ)のど真ん中で安く泊まりたい
香港の尖沙咀で安いホテルに泊まりたいと思ったら、まずは重慶大厦(チョンキンマンション)が選択肢に挙がると思います。しかしホテル以外にも様々な店が入っていて、いろんな人がいるこの雑居ビルは、慣れない人にはなかなか入りづらいです。
また、宿泊代は日本円で平均2,000円ほどと安いのですが、トイレとシャワーが同じ場所にあって、シャワーを浴びるとトイレまでビチャビチャになってしまう造りがほとんどです。
トイレを重要視する私としては、「綺麗でゆっくり使えるトイレのある部屋がいい」と思っているので、重慶大厦の宿はパス。
インターネットで検索してみますが、香港の安いホテルで、トイレとシャワーが分かれているところを見つけるのは結構大変なんですね。あってもドミトリーの8人とか10人で共用トイレ2つとか、そんな感じです。それでも宿泊代は3,000円以上します。
香港のホテルはどこも値段がホント高いです。そんなことなので、少しずつ自分の中での宿泊上限額を緩めていって、Hotels.com で見つけたのがここYotel Cha Cha(香港茶茶旅館)。尖沙咀駅のすぐ側、1月上旬でシングル1泊約5,000円。まぁこんなもんかな。
彌敦道(ネイザンロード)沿いのビルの11階、その一画を宿泊施設として作り直して営業しているようですが、このホテルは私の求める「トイレとシャワーが別」になっています。ここを重要視する人あまりいないのかな。。
手前がトイレ、ガラスのドアで仕切られた向こう側がシャワー室です。
シャワーヘッドは可動式で、シャンプーとボディソープも備え付けです。シャワーの水圧、温度も申し分無し。温水も長時間しっかり出ます。
タオルも完備。
シャワーの湯沸しスイッチがあって、これをONにしてから15~20分後に温水が出る仕組みでした。なので、部屋に戻ってすぐ温水シャワーというわけにはいきません。
部屋自体は広くありません。入り口入ってすぐの床に中型のスーツケースを一つ広げたら一杯でしょう。
スーツケースを広げるスペースの他はベッドで一杯です。小さな窓があるだけなので、少し圧迫感はありますが、電気を消して眠ってしまえば同じです。ベッドは綺麗で厚めの掛け布団があり、1月でも寒いということはありませんでした。
テレビ、エアコンや冷蔵庫、ドライヤー、湯沸かし器もあります。使ったら電源はその都度切る、部屋を出るときも電気を消すようにと指示されます。ここの受付のオバちゃんはなんだかお母さんみたいです(笑)。部屋用サンダルもありましたが、これは自分のものを使った方が良さそうな感じでした。。
部屋は静かで、夜もしっかりと眠れました。
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便利な場所にあり、安全性も問題なし
Yotel Cha Cha(香港茶茶旅館)の場所は、地下鉄の尖沙咀駅A2出口から彌敦道を左折したらすぐ。
建物の入り口にホテルの看板はありません。彌敦道のStandard Chartered Bank(スタンダードチャータード銀行)とCiti Bank(シティバンク)の大きな看板の間に挟まれた金冠大厦と書いてある所が入り口です。この入り口のすぐ脇には、香港のマツキヨと呼ばれるドラッグストアBONJOURがあります。
この入り口から入ってすぐのエレベーターに乗って11階へ。
11階に着いてもあるのはこの看板だけ。
階を間違えたかと少し不安になりますが、通路を歩いて裏側にまわるとYotel Cha Chaの入り口があります。
このホテルは入口のドアと部屋のドア両方とも、暗証番号式オートロックになっていますが、事前にそれぞれの暗証番号がメールで送られてきます。もちろん、部屋のドアの暗証番号は宿泊者ごとに毎回変更されます。
また、このYotel Cha Chaの入っているビルは午後10時を過ぎると、ビル入り口のドアも施錠されるため、このロック解除のための番号も事前に教えてもらえます。ビルに入ってエレベーターの手前には警備員が24時間体制でいるので、安全性も高いと思います。
地下鉄駅も近く、歩いて3分の場所にコンビニサークルKもあり、マンゴースイーツで有名な許留山もすぐ側にあります。もちろんショッピングエリアも徒歩圏内。
路上にはインド系の人がたむろして偽物時計を売っていますが、「いらないよ」と言えば、それ以上しつこくされることもありません。
尖沙咀の中心街で、トイレとシャワーが分かれていて、そこそこ安いホテルといえば、ここしかありません。受付のオバちゃんは気さくな感じで安心できるので、女性の一人旅にもおススメできるホテルです。