TRAVEL AND ART

旅行と美術鑑賞のことばっかり考えてるブログです。

アエロフロートのフライト遅延と荷物遅延に対する補償対応策

アエロフロートは頻繁に遅れる⁉

今年の夏休みはギリシャに行ってきました。私が選んだ航空会社はロシアのアエロフロート航空。成田からモスクワを経由してアテネまで行く便です。

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選んだ理由はずばり価格。一番安かったからです。そしてフライトの時間帯も昼発でちょうど良い。ということで、迷わずに購入したんですね。

 

そして購入後あることに気づいたんです。トリップアドバイザーの口コミとかで、このアエロフロートの評判がすこぶる悪いことに。

 

乗り継ぎ便を利用する際、モスクワでの乗り継ぎ時間が短いと、最初の便が遅延することによって、次の便に乗り継げないということがよくあるとか。

 

モスクワの空港では、トランジットの際パスポートと手荷物のチェックがあり、その場所が大勢の客でごった返しカオス状態となっているため、ここを通り抜けるだけでも相当時間がかかるとのこと。またターミナル間が異常に遠く、歩いて15分から20分もかかると。それで乗り継ぎ便を逃す人が多発しているらしいのです。

 

まずい、、。アテネから帰りの乗り継ぎ時間が1時間40分しかない。先に調べとくんだった、、。と、思っても後の祭り。

 

フライトの時間を変更しようかと旅行会社に連絡してみましたが、変更費用は約4万円もかかると言われ断念。

 

また、人間は無事に目的地まで辿り着けても、預けた荷物が辿り着かないということも頻発しているらしいのです。

 

旅先で荷物無しはキッツイよな~。

 

ネット上の口コミを読めば読むほどテンションが下がってきました。でもまぁ仕方ない。できる限りの準備をしていこうと、いろいろ考えてみました。

アエロフロートの乗り継ぎ対策

1.私はEconomy Classicという座席クラスで購入していたので、事前座席指定ができました。なので、最初の便の座席をできるだけ前方の通路側にして、到着次第すぐに降りられるように準備しました。

 

2.モスクワのシェレメーチエヴォ国際空港のトランジットの状況を調べました。パスポートチェック場は混乱し、誰も列を守らず、ずうずうしいヤツが先に抜けられるということが分かり、心の準備をしておきました。

 

3.ターミナル間を歩いて移動するため、空港マップを眺め、YouTubeで空港の動画を見てシミュレーションしました。

 

4.乗り継ぎ便を逃した場合、代わりの便を自腹で買うはめになったり、空港内のホテルに泊まることになったり、予想外の出費が考えられます。また預け荷物が届かない場合も、現地で旅行中必要なものをそろえるため、かなりの出費となるでしょう。

 

そこで私は、航空機遅延費用(Flight Delay)と寄託手荷物遅延(Baggage Delay)の補償がある旅行保険に加入することにしました。

 

航空機遅延費用は、航空機が遅れて乗り継げなかった場合、代わりの便の購入費や宿泊費、食事代などが3万円を上限に補償されます。

 

寄託手荷物遅延は、荷物が現地に届かなかった場合、旅行中に必要な衣類や生活必需品の購入費が10万円を上限に補償されます。

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旅行保険をいろいろ比較した結果、一番条件が良かったエイチ・エス損害保険の「たびとも」という保険に加入しました。ネット上で事例が細かく出ているので、分かりやすかったです。

 

アエロフロートの口コミで特に多いのが、フライト遅延や預け荷物の遅延による損害に対する補償がほとんど無いということなんです。クレームを言うために電話をかけても全くつながらない。メールの返事も全くない、などなど。

 

それであれば、しっかりと保険に加入して、航空会社による補償には最初から期待せず、何かあれば保険会社に連絡する方が良いと思うんですよね。

 

私もここまで準備をすると、かなり気が楽になっていました。

 

さて実際のアエロフロートはどうだったのか。次回は実際に搭乗し、乗り継いだときの状況を書きたいと思います。

 

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