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TRAVEL AND ART

旅行と美術鑑賞のことばっかり考えてるブログです。

上野の「クラーナハ展」、会場内はやや混雑。

意外な人気のクラーナハ

2016年10月15日(土) から2017年1月15日(日)までの間、東京上野の国立西洋美術館で開催中の「クラーナハ展」に行ってきました。

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私が行ったのは11月3日の文化の日。天気の良い祝日ということもあり、上野公園は多くの人でごった返していました。ダ・ヴィンチ展や若冲展ほどの混雑は無いだろうと予想して、午後2時ごろに美術館に到着。

会場内は混雑というほどではないにしても、予想以上に人が入っていて、クラーナハも人気なんだなぁと実感しました。会場は6つのテーマに分けて展示されていますが、このテーマ分けがとても見やすく、分かりやすくてよかったです。

やはり古代ローマや聖書の物語を少しでも予習して行くと、絵の理解が深まります。特に、≪ルクレティア≫と≪ホロフェルネスとユディト≫とはなんぞや、、というのが重要です。

ルカス・クラーナハ満載のこの美術展、じっくり見てまわって1時間半ぐらいでした。

クラーナハ展の特別番組が放送されますので、こちらを見てから行くのもオススメです!

阿川佐和子奥田瑛二のウィーン美術紀行 ~ ルネサンスの巨匠 クラーナハ500年後の誘惑」
放送日:BS-TBS 11月6日(日)午後7時 ~ 7時54分

一度見たら忘れられない女性像

クラーナハの描く女性はとても特徴的。それを思い知らされる展示がありました。イラン出身のレイラ・パズーキという人が、クラーナハの作品≪正義の寓意(ユスティティア)≫を中国の画工100人に模写させ、それを壁一面に並べたもの。

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©LEILA PAZOOKI

中国・広東省のシンセンから電車で約30分の所にある大芬油画村という場所では、約1万人いるという中国人の画工が名画を模写して販売しています。そんな彼らが一枚の絵を模写すると、こんなにいろいろな仕上がりになるのです。

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©LEILA PAZOOKI

しかしやはり、クラーナハの作品が一番美しい。当たり前か。。でも結構いい線いってるものもありましたよ。これはこれでなかなか面白い展示でした。作品の前にソファがあったので、座ってしばらく眺めていましたね。

ちなみに大芬油画村で絵を描いている人には画工と画家という2種類がいて、画工とは模写だけをする人、画家とはオリジナルの作品を描き、美術展で3回入選した人のことを呼ぶそうです。

この展示を見て大芬油画村という場所にも行ってみたくなりました。香港からでも日帰りで行ける距離ですからね。

国立西洋美術館の無料開館日の混雑 

11月3日文化の日は常設展の無料開館日だったので、美術館は大変混雑していました。ル・コルビュジエの建築作品が、世界遺産に登録されることになったのも大きいのでしょう。海外からの観光客も多かったです。

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国立西洋美術館では、毎月の第2、第4土曜日、文化の日(11月3日)が常設展の無料開館日です。常設展会場では通常写真撮影は可能なのですが、無料開館日に限っては撮影不可となるようです。

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クラーナハ展は有料ですが、常設展のついでに流れてくるお客さんも多いと思います。できるだけクラーナハ展の混雑を避けたい場合は、第2、第4土曜日は避けた方がいいかもしれませんね。

www.tbs.co.jp

 

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