TRAVEL AND ART

旅行と美術鑑賞のことばっかり考えてるブログです。

上野の美術展「古代ギリシャ -時空を超えた旅-」週末の混雑はまだ無し。

東京国立博物館の正門入り口の手荷物検査場が少し混んでいる。

東京・上野の東京国立博物館で開催中の展覧会「古代ギリシャ -時空を超えた旅-」。開幕直後の週末6月25日の土曜日に行ってきました。

会場入り口には午前9時40分に到着。するとチケット売り場にはもう列が。そして正門前にも列が。。。

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「ゲッ、、古代ギリシャ展混雑してるのか?そんなに人気なのか?」と思いながら、チケット売り場に向かうと、なにやら混んでる売り場と空いてる売り場がありました。

混んでいる売り場の正体、、、それは日韓国交正常化50周年記念 特別展「ほほえみの御仏―二つの半跏思惟像―」展のチケット購入者の列でした。古代ギリシャ展の方はスイスイ。それでも正門前では手荷物検査があり、そこに両方の展覧会の入場者が並ぶので、少し混雑していました。並んでいる人の8割は、ほほえみの御仏展のチケットを持っている人でしたね。

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「ほほえみの御仏―二つの半跏思惟像―」展は、会期が2016年6月21日(火) から2016年7月10日(日)までと、わずか20日間なので来場者が集中しているのでしょうね。まぁそれでも入場までの待ち時間は10分ほどでしたから、大した混雑ではありませんでしたけど。

来週末とその次の週末は、さらに人が増えると思いますので、古代ギリシャ展目当ての人は、7月11日以降が良いかもしれませんね。

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古代ギリシャ展の会場内も大きな混雑は無し。 

会場内は空いているというほどではありませんでしたが、入り口から混雑は無く、展示品が見づらいということもなくて、自分のペースで好きなように見ることができました。

しかし、、、今回の展覧会は展示数がハンパではありません。全部で325点、会場で配布する出品目録が8ページにも渡るほど。しかも、どれもこれも数千年前に作られた貴重なギリシャの品々。

古代ギリシャに思いを馳せながら鑑賞していたら、全て見終わるまで3時間かかりました。ふぅ~。ミュージアムショップの品揃えはちょっと少なめだったので、いつものクリアファイルとマグネットと絵葉書だけ購入。午後1時ごろに会場を出ましたが、そのときも入場口に大きな混雑はありませんでした。

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3時間の鑑賞は結構疲れます。途中休憩を挟んだほうが良かったですね。この展覧会は、正門から外に出なければ当日に限り再入場ができるようなので、敷地内のレストランで食事をして、鑑賞を再開することもできます。

東京国立博物館の敷地は下図のようになっていて、建物がいくつかありレストランもあります。今回の会場は平成館。私は今日の鑑賞後、東洋館近くの「ホテルオークラレストランゆりの木」で五目つゆそばを食べました。お手頃価格で美味しいです。

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古代ギリシャ展でもオススメしたい単眼鏡!

今回の展覧会には、とても小さな装飾品やコインなどが展示されています。これらは、展示ケースの中にあるので、近くまで寄れません。そんなときにオススメしたいのが、単眼鏡です。

肉眼では見づらい指輪の装飾の細かい部分やコインに刻まれた文字などを、ケースの外からでも見ることができます。図録には拡大写真が掲載されているので、そちらを見れば同じことなのですが、実物を前に自分の見たい角度から見る、というのは結構面白いものです。

重いものでもないので、美術鑑賞の際は常に携帯しておきたいアイテムです!

 

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