旅行のガイドブック選び。地球の歩き方?ロンリープラネット?
旅行に持っていくガイドブックは地球の歩き方かロンリープラネットか?
海外旅行に行く際は、事前にガイドブックを買って、穴が開くほど読み込み、予定を立てて、現地でも肌身離さず持って歩くのが私のスタイルです。今まで買ってたのは、ガイドブックの代名詞「地球の歩き方」。
観光名所やレストラン、街の治安などについても書いてあって、非常に役立つ本です。また、添付の地図に記載されている情報が細かく、旅行前に観光ルートを組むのにもとても便利です。写真も多く、寝る前にパラパラ読んで、旅の予習をするのも楽しいものです。
一方、多くの外国人旅行者たちの持っているのがロンリープラネット。結構分厚く重たい本ですが、力持ちの外国人にはへっちゃらなのでしょう。内容は全て英語、、といってもあまり難しい英語ではないので、なんとか読めるレベル。地球の歩き方よりもマニアックな内容が載っているとか。
ちょっと比べてみよう。
通勤途中に大きな本屋があるので、立ち寄ってロンリープラネットを探してみました。すると、、、無い。地球の歩き方はズラッと並んでるのに、ロンリープラネットは置いていないのです。行ったのは結構大きい本屋さんですよ。
まず購入にあたり差がありますね。日本中どこでも置いているのが地球の歩き方。ロンリープラネットは新宿の紀伊国屋にはたくさんあるそうですが、どこの本屋でもというわけにはいきません。ちょっと中身を立ち読みしてから買いたい場合は新宿へ、、。まぁアマゾンなら何でも揃ってます。
それではギリシャ編で比べてみます。
地球の歩き方のサイズ。
縦21cm、横13.6cm、厚さ1.4cm、重さ420g、432ページ
ロンリープラネットのサイズ。
縦19.8cm、横13cm、厚さ3cm、重さ640g、788ページ
明らかにロンリープラネットの方がかさばります。
地球の歩き方の誌面
ロンリープラネットの誌面
地球の歩き方はカラーで写真も豊富。一方ロンリープラネットは写真は無く文字のみです。しかし、ロンリープラネットは文字ばかりなのに地球の歩き方よりも350ページも多いのです。ということは、それだけ情報量が多いということです。
情報の差は?
分かりやすい比較として、2冊とも同じエリア、ギリシャのペロポネソス半島で取り上げられている都市の数を比べ、Googlemapに記しました。
地球の歩き方
計7都市(黄色の星印)
ロンリープラネット
計43都市(赤い印)
どちらのガイドブックも各都市の見どころ、レストラン、宿泊などについてきちんと書いてあります。ロンリープラネットの情報の数がハンパじゃないことがよくわかりました。ふぅ~。
電子書籍版は?
今ではどちらも電子書籍版を買うことができます。数か国回る場合は何冊も必要になりますよね。スマホやタブレットにデータを入れて持ち歩けば、何冊分でも変わりません。
私が以前ミラノとフィレンツェに行ったときは、地球の歩き方2冊を断裁して自宅でスキャンするという“自炊”でPDF化し、ipadに入れて持って行きました。2冊持ち歩くよりは断然コンパクトで良かったのですが、OCR処理して文字検索できるようにしたとはいえ、見たいページにすぐにいけない面倒くささはありました。
販売している地球の歩き方の電子版も同じようなもので、読みたいページには飛べません。書籍版を画像データにしただけです。ロンリープラネットの電子版は、ページ間のリンクなどもありただの画像データとは違う凝ったつくりになっています。英語でもよければ、電子版はロンリープラネットの方がいいのかなぁと思いました。
しか~し、ここで大事なことに気づきました。スマホやタブレットを持って行くのであれば、wi-fiを拾える場所ならインターネットでいくらでも調べごとができますねぇ。Tripadvisorや4travelのような旅行情報サイトなら日本語でも読めるし、観光名所やレストラン、宿泊施設などのレビューは結構マニアックな所まで網羅されているし、、。
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苦労して2冊を比較しておきながら、結局インターネットが一番なのか、、、。旅の情報収集の方法も変化したものです。
でも私は地球の歩き方を読んで、ワクワクしながら予定を立てるのが好きなんだよな~。
なんだか締まりのない終わり方で、、。