女像 Jozo
欧米の56の美術館に所蔵されている絵画の、しかも女性のクローズアップばかりを集めた本
各ページとも一人の女性の姿に大きく寄っていて、迫力満点なんです。絵の背景やらその他の登場人物などは一切カット。ひたすら女性の像に迫る本です。
現在では中古しかないのかな。 しかし、これがとても面白いんです。 肌の色、髪の毛の質感、衣装の装飾などなど、、美術館でもある程度は寄って見ることができますが、ここまでアップで見るとまた別物です。実際に見たことのある絵でも、違った見方ができますよね~。
国ごと分けられているので、本をパラパラめくって、いろんな画家の描く女性の顔をひたすら比べると、意外な発見もあったりして。 この本を眺めて、私はフィリッポ・リッピの描く女性がいいなと思いました。アップに耐える女像です!(笑) こういう本、いろいろなバージョンで出してくれないかな~。「花」とか「動物」とか。。