TRAVEL AND ART

旅行と美術鑑賞のことばっかり考えてるブログです。

国宝満載の東寺展、立体曼荼羅は迫力抜群でした。

国の宝があちこちに!

東京・上野の東京国立博物館で2019年3月26日(火) ~ 2019年6月2日(日)まで開催の「国宝 東寺―空海と仏像曼荼羅」を見てきました。

金曜日の夜、夜桜を鑑賞する花見客でいっぱいの上野公園を抜けてトーハクへ。

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金曜日と土曜日は午後9時まで開いているので、仕事終わりに行きやすいですね。午後6時半頃で、チケット売り場も入場口も混雑無し。

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会場内も混雑無く、ゆっくりと鑑賞できました。空海筆の書状、金剛盤、五鈷鈴、五鈷杵の密教法具、兜跋毘沙門天立像、立体曼荼羅など国宝が満載です。

 

密教法具は、その形がやたらとカッコいい。レプリカが欲しいなと思って、ミュージアムショップを見てみたら、やはりありましたよ。ただし、お値段が桁違い。7万円ぐらいでした。小さいのでも4000円ぐらい。

これこれ。ネットでも販売していました。使い道わからんけど欲しい。手に持ってみたい、、。販売しているものは、京都の伝統工芸品らしいです。

 

国宝と重文だらけの立体曼荼羅は、仏像のまわりを360度ぐるりと見ることができ、展覧会ならではの迫力を感じました。この展示室だけで1時間ぐらいいられますね。室内が暗くて仏像にスポットライトがあたっているので、変な表現ですが“ライブ会場”のようです。

 

そして、皆さんのお目当てはイケメン仏像として有名な帝釈天騎象像。今回の展覧会ではこの帝釈天騎象像のみ撮影ができるのです。

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後ろ姿までばっちり見ることができます。 

ついつい撮影にばかり集中して、肉眼で見ることを忘れてしまいそうですが、しっかりと自分の目でも見ておかないと!

 

各展示物には解説がついているのですが、やはり仏教用語が多くちょっと難解です。事前に本を読んだりして、予備知識を得てから行くとより楽しめそうな気がしますね。

都内では関連文化講演会というのも開催されるので、これに参加してみるのもいいですね。

美術へのいざない2019 特別展「国宝 東寺-空海と仏像曼荼羅」 【関連文化講演会】 | 公益財団法人としま未来文化財団

 

公益財団法人 調布市文化・コミュニティ振興財団 特別展「国宝 東寺−空海と仏像曼荼羅」関連文化講演会

 

春の庭園開放

5月19日まで、約10種類の桜が次々と開花する本館北側の庭園が開放されています。博物館の入場料のみでこちらも楽しめます。

東京国立博物館 - 催し物 イベント 春の庭園開放

 

東寺の特別展だけでなく常設展示も盛りだくさん。春はお花見もできるので、 一日楽しめる場所ですね~。

 

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裸のモナリザよりサルバトール・ムンディの公開時期はいつなの?

レオナルド・ダ・ヴィンチの作品!?

フランス北部にあるコンデ美術館が所蔵する≪モナ・ヴァンナ Monna Vanna≫(『裸のモナリザ』の意味だそう)が、レオナルド・ダ・ヴィンチ本人の作品ではないか、、と話題になっています。

Monna Vanna, Cartoon, musee Conde

この木炭画です。

 

2012年に東京で開催された「レオナルド・ダ・ヴィンチ美の理想展」では、弟子のサライが描いた模写が展示されました。

Monna Vanna

 

またイタリア・ボローニャで活躍した画家一族の一人、カルロ・プロカッチーニが描いた模写とかもあります。

Carlo Antonio Procaccini - Flora - WGA18424

 

≪裸のモナリザ≫もいろいろあって興味深いですが、そんなことよりも2017年に約508億円で落札されて、2018年の9月にルーブル・アブダビで公開予定となっていた≪サルバトール・ムンディ≫はどうしたのだ!

 

理由も明かされず公開延期となってからしばらく経ちます。一体どうなってるのかと思って調べてみると、、、。

www.theguardian.com

artwatch.org.uk

 

修復に修復を重ねて、元の絵からかなり変わってしまっているみたい。修復って、元の絵を結構ガッツリ変えちゃうんですね。知りませんでした。うーん、これをレオナルド作と言っていいのか、って感じ?

 

2019年はレオナルド・ダ・ヴィンチの没後500年となる年。イタリアやフランスの各地で様々なイベントが開催されるようですが、その中のどこかで≪サルバトール・ムンディ≫も公開となるのですかね。

 

www.theguardian.com

上の記事の中で、レオナルド・ダ・ヴィンチ研究家のマーティン・ケンプという人が「2019年の10月にパリのルーブルで公開されるだろう」なんて話したみたいですが、本当かなぁ?お祭りとしては面白いと思いますがねぇ。

早く見たいなぁ。

 

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アエロフロート航空の事前座席指定をする方法

最安値のチケットでは事前座席指定できない。

2019年の10連休ゴールデンウィークでは旅行に行けないため、ちょっと気が早いですが、夏休みにギリシャに行く予定を立てました。

早速スカイスキャナー で成田ーアテネ往復で航空券を検索すると、条件に合致した中の最安値でアエロフロート航空を発見。

Airbus A330-343E, Aeroflot JP7337732

いつもならこの最安値のチケットを購入するところですが、アエロフロート航空の事前座席指定について調べると、Economy Saverという最安値のチケットでは、早くても出発24時間前のチェックイン時にしかできないようなのです。

何かいい方法はないのかなとさらに調べると、Economy Saverよりひとつ上のランクのEconomy Classicというクラスだと、購入時に事前座席指定ができることが分かりました。金額的には往復で数千円のプラス。しかもEconomy Saverでは払戻不可のところ、Economy Classicではキャンセル料を支払えば払い戻しもでされるのです。

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なかなか条件が良いので、Economy Classicを買うことにしました。しかし、どこで購入するかが問題。アエロフロートのサイトから直接買おうと思って検索してみましたが、どうもサイトの作りが心許ない。。ネット上では「アエロフロートのサイトで直接買ったのに座席指定できなかった」なんて情報もあり躊躇していました。

やはり日本語で相談しながら購入できる方が良いかなと思い、旅行代理店で買うことにしました。ところが、大手の代理店を通すと値段が跳ね上がります。うーん上手くいかん、、と悩んでいる中、結構評判の良いロシア専門の旅行社を見つけました。

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ロシア専門のユーラスツアーズ

まずはメールでこちらの希望を伝えて見積もり依頼してみました。すると次の日に早速回答がありました。こういうの安心しますよね。返事が遅かったりすると、ちゃんとしてるのかな、、と不安になりますのでね。

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見積もりの結果は、、アエロフロートのサイトから直接買うのとほとんど値段が変わらない!さすがロシア専門!!しかも担当の方は丁寧にいろいろメールで回答してくれるし、その回答は驚くほど早いし。もうここで決まり。

予定通りEconomy Classicで予約をお願いしました。あと問題は座席の事前指定について。これが目的でしたから。この方法も問い合わせたら、ユーラスツアーズで無料で代行してくれると。もう至れり尽くせりです。

もちろん希望通りの席を確保していただきました。

あとは無事にアエロフロートに乗って旅行できることを祈るばかりです。

 

travelart.hatenablog.com

 

www.euras.co.jp

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