TRAVEL AND ART

旅行と美術鑑賞のことばっかり考えてるブログです。

スペイン語クラスのメンバーにちょっと異変が、、|キューバ一人旅その7

4日目(7月18日<火曜日>)今日もスペイン語レッスンへ

昨日遅くまでラムを飲み過ぎて、、キツイぞ。あ~これ持ってきて良かった!

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キューバまで来て、朝食にお粥。何やってんだ?

でもこれ、すっごい美味しい。これ作った人天才だ。これからの旅行の必需品にしよう。お粥と一緒に湯沸かしポット持参も正解だった。

さて今日もスペイン語レッスンだ。Casa Jakeraへ向かう。

途中にある銀行の前。

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銀行員のお姉様方が驚異のミニスカ。これは暑いからなのか、それとも自信の表れか。空港の係員も警官も、制服という制服はほぼミニスカ。ちょっと前に日本でもスカイマークのCAの制服が話題になったなぁ、という思いにふける。

スペイン語のクラスに着くとメンバーが変わっていて、全部で4名の小規模クラスになっていた。私にとっては、この方が発言しやすくていい。

レッスンが始まる前に、親子で参加しているアメリカ人のお母さんが「昨日の夜から娘の具合が悪く、下痢と嘔吐が続いて、ベッドでずっと震えていた」と話している。昨日の昼までは元気にしていたのに。どうしたんだろ?他にも体調悪そうな人がちらほら。

今日のレッスンは文法中心。動詞の過去形を使って文章を作る。活用が難しい。また今日も暑い。今日の場所は階段の踊り場テラスみたいな場所で、扇風機も無ければ、風も通らない場所。汗だくである。タオルを濡らして首に巻き、500mlのポカリスエット2本を飲み干す。

ポカリ最高!

革命博物館とマレコン通り

午後はいつもフリーなので、今日はキューバ革命関連の展示がされている革命博物館に行ってみる。

行く途中、さっきのアメリカ人のお母さんに会い、娘さんは大丈夫か聞いてみる。「下痢や嘔吐が続くときは、ただの水だけじゃなくて電解質飲料を飲んだ方がいいよ」と伝える。電解質飲料はElectrolyte drinkというらしい。

ポカリスエットのパウダーでもあげようかと思ったが、自分でも何か持っているようだったので大丈夫だろう。

アメリカ人でも具合悪くなるんだな。私も気を付けよう。

革命博物館では入館料8CUCを払ってリュックサックは預ける。カメラと財布、ポカリのボトルだけ持って館内へ。

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革命軍が使っていたラジオは日立製。

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フィデル・カストロ率いる革命軍82名がメキシコからキューバに渡った際乗ってきたボート、グランマ号。この小っさいボートに82人も??

この博物館の展示物にはスペイン語と英語の説明文があるが、やはり事前に本を読むなどしてキューバ革命について少しは知っておいた方が良い。図書館で「キューバを知るための52章」という本を読んでおいてよかった。

宿に戻ってちょっと休憩して、夕方の散歩へ。海沿いのマレコン通りを歩いてみる。

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午後8時ごろ。堤防には夕涼みをする人がたくさん。これぐらいの時間が外を歩くには一番いい。ハバナっ子が集まるのも理解できる。ぼーっと夕焼けを見てるだけでも気分がいい。

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これだけ人がいると結構話しかけられる。

「ジャパン?トーキョー、オーサカ?ジャパンベースボール、ベリーグッド、マツイ、イチロースズキ、デスパイネ」とか野球ネタが多い。だいたい最後は、レストランに行こうとかバーに行こうって話になるので、そこで会話は終了となるんだが。

キューバでは、アジア人は皆チーノ、チーノ(中国人)と呼ばれるという話を聞くが、自分の場合はいきなりジャパン?と言われることが多かった。しかも日本語で話しかけられることも。

アジア人なんてみんな同じに見えるだろうから、チーノと呼ばれるのは全然かまわないが、街を歩いていて気に入らないことが一つある。

歯の隙間からスーッ、スーッと音を立てて、人の注意を引こうとすることだ。ちょうど日本で野良猫を追い払うときにシッ、シッとやるような音。それを人の目を見ながら、こっちに向かってやるのだ。

悪気はないのだろう、あれもキューバの習慣なのだろう。でもそれは会話でもなんでもない。こっちはどう答えればいいんだ?チーノと言われれば、ニーハオとでも答えられる。でもスーッ、スーッって、なんだよあれ。

街中での声掛け、スーッスーッに、いちいちまともに相手してたら疲れるので、適当にスルーする技術を身に着けた。軽く手を上げるだけ。こっちも声を発しない。

散歩してたらお腹空いたので、間違いないあのO'Reilly304を再訪。今日はチキングリルとビールをいただく。

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これも安定の美味しさ。7CUC(約830円)。

 

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スペイン語レッスン@Jakera Cuba|キューバ一人旅その6

3日目(7月17日<月曜日>)キューバでスペイン語を学ぶ

朝6時に起きて少しハバナの街を散歩してみる。まだ暗くて建物がライトアップされている。

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人通りは少ないが、危険な感じはしない。走っている車も少なく朝は空気が良い。これはどこも一緒か。

7時ぐらいになると、だんだん人も増えてくる。通勤かお散歩か。

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1時間ぐらい散歩して、シャワーを浴びてからスペイン語レッスンに向かう。

ただの個人旅行だと、ずーっと一人でちょっと寂しいかなと思い、以前より興味のあったスペイン語の勉強をしてみることにした。こうすれば、いろんな人と話をする機会も増えるしね。

初日はJakera Cubaについての説明を受ける。食事の時間、スペイン語レッスンの時間、アクティビティの参加方法、トイレの使い方などなど。その後クラス分けテスト。

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テストは自己紹介をスペイン語で書く程度だけど、私は最低限しかできないのでビギナークラスへ。いいんだ、その方が気楽だ。

クラスにはアメリカ人6名とドイツ人1名と私。ダイニングルームにホワイトボードを持ってきて、みんなで会話をしましょうといった感じで、授業という堅苦しいものではない。

絵の描いてあるサイコロをふって、その絵にまつわる文章をスペイン語で考えて話す。単語が全然わからないので、一つ一つ聞きながら。でも他の皆もスペイン語が分からないので、ほぼ英会話(笑)。

まずは単語や文法の間違いなど気にせず、スペイン語で話そう。

レッスンの場所は冷房が無く扇風機のみ。やはり暑い。タオルで汗を拭いながら、ポカリスエットを飲みながら、会話を続ける。

午前9時から休み時間をはさんで12時まで、こんな感じでレッスンを受ける。レッスン後はみんな揃って同じ場所でランチ。

私は昨日のことがあり、一人抜け出して外へ。

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売店でチャーハンとポークステーキを買ってみる。値段は3CUC、350円ほど。チャーハンは美味しいが、ポークは生焼けの部分があったので、用心してあまり食べなかった。量は多い。

午後2時からJakera Cubaのアクティビティ「街歩きツアー」に参加する予定なので、それまで自分の部屋で休む。自分の部屋は冷房が効くので体が休まる~。

そして2時ちょっと前、準備をして出発しようと思ったら突然ものすごい雨が降り始める。雷もバリバリ鳴ってるし、とてもじゃないけど外に出られない。

仕方ないのでもう少し部屋で寝る。また結構な時間寝る。時差ぼけと暑さで疲れてる。ということで、街歩きツアーはキャンセル。

午後8時からウェルカムパーティーが開かれるので、Casa Jakeraへ向かう。雨はすっかり止んでいる。

Casa Jakeraの屋上からはきれいな夕焼けが見えた。

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雨が降った後なので、涼しくて過ごしやすい。

皆がお酒を持ち寄って飲む。やはりキューバといえばラムだ。ラムをコーラで割って、キューバリブレを自分で作って飲む。ラムの分量間違えてキツイ。

アメリカ人、オランダ人、ベルギー人、アイスランド人、、たくさんの人たちといろんな話をした。楽しい夜だった。やっぱりこのプログラムに参加して正解だった。屋上で大音量でレゲトンをかけて、みんな踊って飲んで楽しんでいたけど、近所迷惑ではなかったのだろうか。まぁこれもキューバか。

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予定終了時間を大幅に過ぎて、午前1時ごろに解散。ラム飲み過ぎて結構酔っぱらってる。

 

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Jakera Cubaについて|キューバ一人旅その5

2日目(7月16日<日曜日>)Students from USA, Netherlands and no Asian??

宿に着いたのは明け方3時過ぎだったので、2日目の朝はゆっくり寝てようと思ったが、部屋のドアをノックする音で起こされる。午前8時半。

ドアを開けると一人の男の人がいて、「これから朝食だから行くぞ。」と言う。そう、私が申し込んだJakera Cubaスペイン語レッスンプログラムには、毎日の朝食と昼食も含まれているのだった。

とうことで、私の泊まっている宿からレッスンの行われるJakera Cubaの建物へ徒歩で移動。約3分。

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この左の赤い建物がCasa Jakera。語学学校というほどの施設ではなく、ドミトリーとツインルームのあるユースホステルみたいな作りだ。そこで皆で食事をし、ダイニングルームやテラスなどでスペイン語のグループレッスンを行う。

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トイレとシャワーは共同。私はプライベートのバスルームが欲しかったので、ここには宿泊せず追加料金を払って別の宿を手配してもらった。まぁここは、ここで、スペイン語レッスンを受ける仲間がたくさんいて楽しそうではあったが。

さて、朝ごはん。

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ハムの挟んであるパンと目玉焼き。それとバナナやパイナップルなどのフルーツ、お茶とコーヒーもある。味はいたって普通。

このダイニングルームでいろんな国から来た旅行者と会って話をする。アメリカ人とオランダ人、ドイツ人が多い。日本人は私だけ。というかアジア人が私だけ。会話は基本、英語で。みんな英語が上手くて、話についていくのが大変だ。

スペイン語のレッスンは月曜日からだが、前日の日曜日の朝食後は、我々新入りのためのウェルカムツアーが実施される。

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「このバーがいいんだぜ」

「両替所はここだよ」

「水を買うならこのスーパーマーケット。」

こんな感じで街を歩きながら、いろんな情報、注意点などを教えてくれる。

そんな中で重要な情報を一つ。地元のキューバ人が旅行客に声をかけ「美味しいレストランを知ってるから連れて行ってあげる」と言って、連れて行かれるとそこはぼったくりレストラン、、ということがよくあるそうだ。

実際私も歩いていて5回ぐらい声をかけられ、レストランを紹介された。それが決まって同じレストラン。そのレストランは、紹介してきたキューバ人に手数料を払っているらしい。それが食事代に上乗せされ、ぼったくり価格になるのだと。

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店の名誉のため、あえて正式店名は書かないが、日本語に訳して“家族”という名の店。地元民もよく知る要注意店だ。他の店でも同様の手口があるらしいので、いずれにしても知らない人に付いて行ってはいけないということだ。

ウェルカムツアー終了後は、またCasa Jakeraに戻ってランチ。

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う~ん、、、、、分かってる、分かってはいるんだ。

“郷に入っては郷に従え”

調理場の人が頑張って作ってくれた食事だ。これがキューバの食事なんだ。こういうのも含めてキューバを見たかったんだろ?周りのみんなちゃんと食べてるぞ。

小学生のときの給食の時間を思い出した。一人だけ食べ終わらず、居残りで食べさせられてた。

、、これ無理だな。

私、超お腹弱いんです。周りのアメリカ人やオランダ人とは比べ物にならないほど。

誠に申し訳なかったが、これ以降、私はここでご飯を食べることはなかった。食費支払い済みとか、そんなのはもう関係なかった。

私にとって何よりも大事なのは、旅行中にお腹を壊さないこと!

アメリカンクラシックカー ドライブ

午後はフリーだったので、キューバ名物アメリカンクラシックカーを1時間チャーターしてドライブ。

乗車前に料金を決める。1時間で35CUC(約4,150円)。もう少し交渉すれば安くなりそうな勢いだったな。行きたい場所を指定して、ルートを決めて乗車する。乗るのはこれ、きれいな水色のオールズモビル88。

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Oldsmobile 88

ズドドドドドド、と環境に悪そうな音を立てていざ出発!ドライバーは運転しながら英語で観光名所の説明をしてくれる。

しかし日差しが強い。オープンカーのドライブには帽子とサングラスは必須だ。できれば日除けの長袖シャツも。だいたい運転手がそういう格好だもんな。

そしてハバナに来たら誰もが訪れる、あの革命広場へ。

Post from RICOH THETA. - Spherical Image - RICOH THETA

有名なチェ・ゲバラとカミーロ・シエンフエゴスのモニュメントはやっぱり見ておかないとね。夜はライトアップされる。夜にもう一回来よう。

ドライブの後、ハバナに四つある要塞の一つ、フエルサ要塞を見学。要塞の中は博物館になっているが、この中は窓が開放してあるだけで暑い。

もう一日中汗かきっぱなし。

やっぱりポカリスエットのペットボトルを日本から持ってきてよかった。

暑さもこたえて、結構疲れてきたので、ここらで宿に戻って休憩。午後4時過ぎ。部屋の冷房を入れてベッドに横になっていたら眠ってしまった。

起きたら午後9時。お腹も空いてきたので、宿の主人におススメレストランを聞く。あの“家族”はススメられなかった。

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おススメはO'Reilly304というレストラン。混んでて、15分ぐらいメニューを見ながら待つ。そして名物ランゴスタ(ロブスター)のグリルとライス、ビールを注文。

観光客向けの店だが、バカ高い値段ではない。ウェイター、ウェイトレス、バーテンダーも皆英語が堪能で、人気の理由が分かる。

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ロブスターはちょうどよい塩加減で、ライスには少しガーリック風味が効いていた。バナナチップにはチリソースをつけて食べる。

最初の夕食からキューバの美味しい料理にありつけた。キューバビール「クリスタル」もライトで飲みやすい。おそらく今後もクリスタルを飲み続けるだろう。 

明朗会計で支払いも問題なし。安心のレストランだ。

 

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