TRAVEL AND ART

旅行と美術鑑賞のことばっかり考えてるブログです。

スペイン語レッスン@Jakera Cuba|キューバ一人旅その6

3日目(7月17日<月曜日>)キューバでスペイン語を学ぶ

朝6時に起きて少しハバナの街を散歩してみる。まだ暗くて建物がライトアップされている。

f:id:travelart:20170729175942j:plain

人通りは少ないが、危険な感じはしない。走っている車も少なく朝は空気が良い。これはどこも一緒か。

7時ぐらいになると、だんだん人も増えてくる。通勤かお散歩か。

f:id:travelart:20170729180419j:plain

1時間ぐらい散歩して、シャワーを浴びてからスペイン語レッスンに向かう。

ただの個人旅行だと、ずーっと一人でちょっと寂しいかなと思い、以前より興味のあったスペイン語の勉強をしてみることにした。こうすれば、いろんな人と話をする機会も増えるしね。

初日はJakera Cubaについての説明を受ける。食事の時間、スペイン語レッスンの時間、アクティビティの参加方法、トイレの使い方などなど。その後クラス分けテスト。

f:id:travelart:20170729165607j:plain

テストは自己紹介をスペイン語で書く程度だけど、私は最低限しかできないのでビギナークラスへ。いいんだ、その方が気楽だ。

クラスにはアメリカ人6名とドイツ人1名と私。ダイニングルームにホワイトボードを持ってきて、みんなで会話をしましょうといった感じで、授業という堅苦しいものではない。

絵の描いてあるサイコロをふって、その絵にまつわる文章をスペイン語で考えて話す。単語が全然わからないので、一つ一つ聞きながら。でも他の皆もスペイン語が分からないので、ほぼ英会話(笑)。

まずは単語や文法の間違いなど気にせず、スペイン語で話そう。

レッスンの場所は冷房が無く扇風機のみ。やはり暑い。タオルで汗を拭いながら、ポカリスエットを飲みながら、会話を続ける。

午前9時から休み時間をはさんで12時まで、こんな感じでレッスンを受ける。レッスン後はみんな揃って同じ場所でランチ。

私は昨日のことがあり、一人抜け出して外へ。

f:id:travelart:20170729171156j:plain

売店でチャーハンとポークステーキを買ってみる。値段は3CUC、350円ほど。チャーハンは美味しいが、ポークは生焼けの部分があったので、用心してあまり食べなかった。量は多い。

午後2時からJakera Cubaのアクティビティ「街歩きツアー」に参加する予定なので、それまで自分の部屋で休む。自分の部屋は冷房が効くので体が休まる~。

そして2時ちょっと前、準備をして出発しようと思ったら突然ものすごい雨が降り始める。雷もバリバリ鳴ってるし、とてもじゃないけど外に出られない。

仕方ないのでもう少し部屋で寝る。また結構な時間寝る。時差ぼけと暑さで疲れてる。ということで、街歩きツアーはキャンセル。

午後8時からウェルカムパーティーが開かれるので、Casa Jakeraへ向かう。雨はすっかり止んでいる。

Casa Jakeraの屋上からはきれいな夕焼けが見えた。

f:id:travelart:20170729173551j:plain

雨が降った後なので、涼しくて過ごしやすい。

皆がお酒を持ち寄って飲む。やはりキューバといえばラムだ。ラムをコーラで割って、キューバリブレを自分で作って飲む。ラムの分量間違えてキツイ。

アメリカ人、オランダ人、ベルギー人、アイスランド人、、たくさんの人たちといろんな話をした。楽しい夜だった。やっぱりこのプログラムに参加して正解だった。屋上で大音量でレゲトンをかけて、みんな踊って飲んで楽しんでいたけど、近所迷惑ではなかったのだろうか。まぁこれもキューバか。

f:id:travelart:20170729174501j:plain

予定終了時間を大幅に過ぎて、午前1時ごろに解散。ラム飲み過ぎて結構酔っぱらってる。

 

スポンサーリンク

 

Jakera Cubaについて|キューバ一人旅その5

2日目(7月16日<日曜日>)Students from USA, Netherlands and no Asian??

宿に着いたのは明け方3時過ぎだったので、2日目の朝はゆっくり寝てようと思ったが、部屋のドアをノックする音で起こされる。午前8時半。

ドアを開けると一人の男の人がいて、「これから朝食だから行くぞ。」と言う。そう、私が申し込んだJakera Cubaスペイン語レッスンプログラムには、毎日の朝食と昼食も含まれているのだった。

とうことで、私の泊まっている宿からレッスンの行われるJakera Cubaの建物へ徒歩で移動。約3分。

f:id:travelart:20170728213618j:plain

この左の赤い建物がCasa Jakera。語学学校というほどの施設ではなく、ドミトリーとツインルームのあるユースホステルみたいな作りだ。そこで皆で食事をし、ダイニングルームやテラスなどでスペイン語のグループレッスンを行う。

f:id:travelart:20170728214135j:plain

トイレとシャワーは共同。私はプライベートのバスルームが欲しかったので、ここには宿泊せず追加料金を払って別の宿を手配してもらった。まぁここは、ここで、スペイン語レッスンを受ける仲間がたくさんいて楽しそうではあったが。

さて、朝ごはん。

f:id:travelart:20170728215420j:plain

ハムの挟んであるパンと目玉焼き。それとバナナやパイナップルなどのフルーツ、お茶とコーヒーもある。味はいたって普通。

このダイニングルームでいろんな国から来た旅行者と会って話をする。アメリカ人とオランダ人、ドイツ人が多い。日本人は私だけ。というかアジア人が私だけ。会話は基本、英語で。みんな英語が上手くて、話についていくのが大変だ。

スペイン語のレッスンは月曜日からだが、前日の日曜日の朝食後は、我々新入りのためのウェルカムツアーが実施される。

f:id:travelart:20170728220600j:plain

「このバーがいいんだぜ」

「両替所はここだよ」

「水を買うならこのスーパーマーケット。」

こんな感じで街を歩きながら、いろんな情報、注意点などを教えてくれる。

そんな中で重要な情報を一つ。地元のキューバ人が旅行客に声をかけ「美味しいレストランを知ってるから連れて行ってあげる」と言って、連れて行かれるとそこはぼったくりレストラン、、ということがよくあるそうだ。

実際私も歩いていて5回ぐらい声をかけられ、レストランを紹介された。それが決まって同じレストラン。そのレストランは、紹介してきたキューバ人に手数料を払っているらしい。それが食事代に上乗せされ、ぼったくり価格になるのだと。

f:id:travelart:20170728222955j:plain

店の名誉のため、あえて正式店名は書かないが、日本語に訳して“家族”という名の店。地元民もよく知る要注意店だ。他の店でも同様の手口があるらしいので、いずれにしても知らない人に付いて行ってはいけないということだ。

ウェルカムツアー終了後は、またCasa Jakeraに戻ってランチ。

f:id:travelart:20170728224127j:plain

う~ん、、、、、分かってる、分かってはいるんだ。

“郷に入っては郷に従え”

調理場の人が頑張って作ってくれた食事だ。これがキューバの食事なんだ。こういうのも含めてキューバを見たかったんだろ?周りのみんなちゃんと食べてるぞ。

小学生のときの給食の時間を思い出した。一人だけ食べ終わらず、居残りで食べさせられてた。

、、これ無理だな。

私、超お腹弱いんです。周りのアメリカ人やオランダ人とは比べ物にならないほど。

誠に申し訳なかったが、これ以降、私はここでご飯を食べることはなかった。食費支払い済みとか、そんなのはもう関係なかった。

私にとって何よりも大事なのは、旅行中にお腹を壊さないこと!

アメリカンクラシックカー ドライブ

午後はフリーだったので、キューバ名物アメリカンクラシックカーを1時間チャーターしてドライブ。

乗車前に料金を決める。1時間で35CUC(約4,150円)。もう少し交渉すれば安くなりそうな勢いだったな。行きたい場所を指定して、ルートを決めて乗車する。乗るのはこれ、きれいな水色のオールズモビル88。

f:id:travelart:20170729022045j:plain

Oldsmobile 88

ズドドドドドド、と環境に悪そうな音を立てていざ出発!ドライバーは運転しながら英語で観光名所の説明をしてくれる。

しかし日差しが強い。オープンカーのドライブには帽子とサングラスは必須だ。できれば日除けの長袖シャツも。だいたい運転手がそういう格好だもんな。

そしてハバナに来たら誰もが訪れる、あの革命広場へ。

Post from RICOH THETA. - Spherical Image - RICOH THETA

有名なチェ・ゲバラとカミーロ・シエンフエゴスのモニュメントはやっぱり見ておかないとね。夜はライトアップされる。夜にもう一回来よう。

ドライブの後、ハバナに四つある要塞の一つ、フエルサ要塞を見学。要塞の中は博物館になっているが、この中は窓が開放してあるだけで暑い。

もう一日中汗かきっぱなし。

やっぱりポカリスエットのペットボトルを日本から持ってきてよかった。

暑さもこたえて、結構疲れてきたので、ここらで宿に戻って休憩。午後4時過ぎ。部屋の冷房を入れてベッドに横になっていたら眠ってしまった。

起きたら午後9時。お腹も空いてきたので、宿の主人におススメレストランを聞く。あの“家族”はススメられなかった。

f:id:travelart:20170729031644j:plain

おススメはO'Reilly304というレストラン。混んでて、15分ぐらいメニューを見ながら待つ。そして名物ランゴスタ(ロブスター)のグリルとライス、ビールを注文。

観光客向けの店だが、バカ高い値段ではない。ウェイター、ウェイトレス、バーテンダーも皆英語が堪能で、人気の理由が分かる。

f:id:travelart:20170729032523j:plain

ロブスターはちょうどよい塩加減で、ライスには少しガーリック風味が効いていた。バナナチップにはチリソースをつけて食べる。

最初の夕食からキューバの美味しい料理にありつけた。キューバビール「クリスタル」もライトで飲みやすい。おそらく今後もクリスタルを飲み続けるだろう。 

明朗会計で支払いも問題なし。安心のレストランだ。

 

スポンサーリンク

 

東京からハバナへ|キューバ一人旅その4

キューバ旅行日記

7月15日から24日までの日程で行ってきました、キューバ!テレビで見たまんまの街の風景、人の声、車の音。そして初めて分かった街の匂い。。。

f:id:travelart:20170726222324j:plain

帰国しての感想は、、「疲れた~!」です。もちろん楽しかったんですが、今までの旅行と比べると疲労度が高かった気がします。

さて、私のお腹はキューバで大丈夫だったのか?

いったい何がそんなに疲れたのか??

今回の旅行は、日記風記事で書いていきたいと思います~。

 

1日目(7月15日<土曜日>) 東京発

今回乗るのはエアカナダのトロント経由ハバナ行き。その成田発の便がいきなり1時間半の遅延。初っ端から時間通りにいかないという、これがキューバタイムというやつか??

いや、まだ関係ないよね。

そして第1ターミナル南ウイングの出発口は行列ができてて激混み。夏休みだからなぁ。

f:id:travelart:20170726224555j:plain

「一日中こんな感じですか?」って警備員さんに聞いたら、「北ウイングは空いてますよ。」と言うじゃないですか。

それじゃ北ウイングに行ってみようということで、歩いて約5分。

f:id:travelart:20170726224929j:plain

本当にガラガラですよ。もちろんこの後の出国審査場もガラガラ。これもっとアナウンスしたほうがいいのでは?

行列は回避できたので、あとはのんびり搭乗時間を待つのみ。空港の本屋でこんな本を見つけたので買ってみる。

f:id:travelart:20170726225927j:plain

お笑い芸人オードリーの若林氏によるキューバ旅行のエッセイ「表参道のセレブ犬とカバーニャ要塞の野良犬」。ちょうど前日に発売になったらしい。芸能人の金持ち旅行のエッセイなんて興味は無かったけど、タイミングがバッチリだったので、試しに買って読んでみた。

結果、すごく読みやすい文章で面白くて、出発前に読み終わってしまった。金持ちのショッピング・グルメ満載エッセイって感じでは全然なくて、オードリーの若林って我々と同じ普通の奴なんだなという感想を持った。 タイトルの意味も、実際キューバに行ってみて理解できた。そして帰ってきた今、もう一度読み返している。

最近では石原さとみもキューバで写真集を撮ったみたいだし、芸能界でもキューバは大人気なのか!?あ~こっちもキューバつながりで買ってしまいそうだ。

若林のキューバ本を持ってキューバに到着

カナダ・トロントからの乗り継ぎ便も約2時間遅延し、キューバのハバナに降り立ったのは15日の25時(夜中1時)近く。東京から約18時間かかった。

入国審査はすんなり終わったけど、さ~これから預け荷物が出てくるのも時間がかかるし、両替にも時間がかかるのは知ってんだ。キューバはまだクレジットカードがあまり使えないから、全部現金に両替しないといけないんだよねぇ。

まずはターンテーブルに荷物が出てくるまで待つ、、が、小腹が空く。でもまだ両替できないので何も買えない。ここで、日本から持参した食料とトロントの空港で買っておいた水が役に立つ。

f:id:travelart:20170726234801j:plain

やっぱりこういうのは一つ、二つバッグに入れておくといい。

しかし、さっきから同じスーツケースばかりグルグル回ってる。こいつの持ち主は何やってんのかね?

どこの空港にもある荷物を載せるカートが並んでる。でも真っ白で広告が全く無い。

f:id:travelart:20170726235516j:plain

普通あの白い所に保険会社だのレンタカーだのロゴがあるんだけど、ハバナの空港のカートには無い。これが社会主義国家キューバなのか。

でも空港内に広告自体が全く無いかというとそうでもなくて、HUAWEIとかSAMSUNGとかの広告はあるので、これからもっと増えていくんだろうかなぁ。

そんなことを考えていたら、自分の荷物が出てきた。予想していたよりも早い。やたらミニスカの係員を横目に空港出口へ向かう。

f:id:travelart:20170727213244j:plain

今回の旅行ではちょっとスペイン語レッスンを受けてみようと思い、Jakera Cubaというプログラムに申し込んだ。ここで宿泊先や空港送迎などの手配もお願いしていたので、到着ロビーでは運転手が私の名前を掲げて待っているはず、、。

でもフライトが2時間遅れたんだよね。

ちゃんといるかなぁ、、と不安になりながら外に出ると、すぐに見つかった。しかもこの待っててくれた兄ちゃん、英語ペラペラで「タクシーに乗る前に両替だろ?両替所はあっちだよ。」と完璧な案内をしてくれた。

夜中2時を過ぎていたので両替所も混んでない。旅の資金100,000円を両替え。845.70CUCという額になった。1CUC(兌換ペソ)は118円ぐらい。両替所の姉さんは、こっちが何も言わなくても使いやすい小額の紙幣で渡してくれた。でも、お札が30枚を超えてしまい財布が閉まらなくなった。

空港からタクシーに乗り、宿泊先のある旧市街までは約30分。午前3時を過ぎても街では人がたくさん歩いてたり、軒先で話し込んでたり、「この人たちはこんな時間まで何やってんだろ?」というのが最初にキューバ人を見た私の感想。

到着した宿は、一般家庭の部屋を旅行客に貸す民泊みたいな感じのところ。カサ・パルティクラル(Casa Particular)という。

f:id:travelart:20170727224544j:plain

f:id:travelart:20170727224607j:plain

個室で冷房ガンガンに効いて、トイレとシャワーも専用で、トイレットペーパーはトイレに流してもOKで、普通のホテルに泊まるのと変わらない。一泊35CUC。

もう夕食を食べに行く時間でもないので、持参したお菓子をちょっと食べてトロントで買った水を飲んで、キューバ初日はベッドに倒れこむように眠った。

travelart.hatenablog.com

 

スポンサーリンク